■夏場の漁港や海辺での過ごし方について
今年も本格的な夏場を迎え、海辺等での遊びを楽しむ方が増えていく季節となりました。
この時期は毎年、海難事故も発生しやすいことから、町内や旅先で楽しく安全なひと時を過ごすためにも、安全対策についてご確認いただくようお願いします。
▽事故防止のための安全対策
(1)ライフジャケットの常時着用
海で活動する際はライフジャケットの着用が生死を分ける大きな要素となります。海に落ちてしまった際に脱げてしまうことのないように、保守・点検のうえ、正しく着用しましょう。
(2)携帯電話等の連絡手段の確保
海の事故に遭遇した際は、救助機関に早期に通報し、助けを求める必要があります。海没して使用できないことのないように防水パック等を利用して常に携行しましょう。
(3)118番・NET118の活用
海上における事件・事故の緊急通報用電話番号「118番」は海上保安庁で運用されています。
また、聴覚や発話に障がいを持つ方を対象にスマートフォンを使用した入力操作により通報が可能となる「NET118」というサービスも運用されています。
(4)家族や友人・関係者への連絡
海に行く際は、家族や友人・関係者に自身の目的地や帰宅時間を伝えておくことで、万が一事故が起きてしまった場合でも周りの人々が事故に早く気付くきっかけとなり、速やかな救助要請や迅速な救助につながります。
▽遊泳について
・単独での行動はやめ、必ず複数人での行動を心がけましょう。
・ライフセーバーや監視員などが常にいる管理された海水浴場で遊泳しましょう。
※森町に遊泳可能な海水浴場はありません。
・漁港、港湾内での遊泳や護岸、防波堤からの飛び込みは危険なためやめましょう。
・海にはクラゲやエイなど、危険な海洋生物がたくさんいます。万が一刺された場合には速やかに医療機関を受診し、適切な手当を受けましょう。
・事前に天気予報を確認し、海が荒れているときや荒れることが予想される場合には危険ですので泳がないようにしましょう。
・子どもは小さな波でも足をすくわれて溺れることがあります。保護者の方は子どもの体格に合ったライフジャケットを着用させ、常に子どもから目を離さないようにしましょう。
・自身の体調を把握し、疲労や睡眠不足を感じる場合は無理をしないようにしましょう。
▽海釣りについて
・釣り場は滑りやすくなっていることがあるため、環境に合った、脱げにくく、滑りにくい履物を選びましょう。
・夜釣りを行う際は暗闇で思いがけず海中に転落する危険があるため、懐中電灯などを携帯し、安全が確保された場所で行うようにしましょう。
・釣りを行う場所や帰宅する時刻を家族や釣り仲間などの第三者にあらかじめ伝え、定期的な連絡をしましょう。
・ライフジャケットは体格に見合ったものを選び、正しく着用しましょう。
政府広報オンライン「水の事故を防ごう!海や川でレジャーを楽しむために知っておきたい安全対策」
【URL】https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201608/1.htmlを加工して作成
問合せ:水産課[水産係]
【電話】(7)1087
<この記事についてアンケートにご協力ください。>