包括だより

7／21

◆防ぎましょう!!高齢者虐待問
高齢者の身体や心を傷つける「高齢者虐待」は年々増加し、社会問題になっています。虐待は、早期に発見することで深刻な事態を防ぐことができます。
虐待の種類や要因、虐待と思われる行為を見かけた際の対応などを知り、高齢者への虐待が起こらない、住みよい「標津町」を目指しましょう。
▽このような行為は虐待にあたります
・身体的虐待
叩く、つねる、ベッドに縛り付けるなど
・介護・世話の放棄・放任(ネグレクト)
入浴させない、病院を受診させない、家がゴミだらけになっているなど
・心理的虐待
無視する、怒鳴るなど
・経済的虐待
本人の年金や預貯金を勝手に使うなど
・性的虐待
排泄の失敗に対し、罰として下半身を裸にするなど

▽虐待防止のためにできること
◎このような高齢者やその家族が周りにいたら、声をかけてあげてください。
・認知症や寝たきりの高齢者やその家族
・高齢者夫婦のみの家族や、高齢者と息子のみの家族
・息子など、男性が高齢者を介護している家族

[虐待につながりやすい要因]
高齢者
・病気や障がいがある
・認知症の発症、悪化
・判断力や金銭管理能力の低下
・言語コミュニケーション能力の低下

家族
・介護負担などのストレス
・アルコールなどの依存症
・収入が不安定、無職
・孤立している
・介護負担を軽減するサービスを知らない

親族関係・環境
・親族関係や近隣などとの関係が悪く、孤立している
・介護の押し付け
・暴力の世代間、家族間連鎖
・認知症や病気、障がいに対する偏見

▽高齢者虐待は家庭などで起こりうる身近な問題です
「気になる高齢者を発見した」「虐待かも知れない」「誰かに話を聞いてほしい」と少しでも思ったときは、下記へ連絡してください。
・標津町地域包括支援センター
【電話】82-1588)
・標津町保健福祉センター
【電話】82-1515)
・北海道高齢者虐待防止・相談支援センター
【電話】011-281-0928
どの相談先でも相談者の秘密は守られますので、安心してご相談ください。

問合せ：地域包括支援センター
【電話】82-1588