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【教育】標茶中学校の取り組み

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北海道標茶町

標茶中学校長 富田和幸

■主体性と地域連携を重視した教育活動
標茶中学校では全校生徒159人、教職員24人の体制で、生徒が主体的に変化に対応できる力を育むことを目標に、教育活動を進めています。特に「体育祭」と「文化祭」という2大行事を通じて、生徒の自主性と「つながる」意識を育成しています。

▽体育祭
全校を縦割りで3つのグループに分け、3年生がリーダーとして他学年との交流を促し、縦のつながりを重視した活動を展開しています。

▽文化祭
学級合唱や学年ごとの演劇、パフォーマンスを行い、横のつながりを大切にしています。また、全校合唱では一体感を持ち、みんなで一つのものを作り上げ、達成感を味わえる様な取り組みを行っています。これらの活動では、結果だけでなく努力の過程を重視し、達成する喜びを学び、将来の糧にして欲しいと思っています。

▽地域との連携
さらに、地域との連携も積極的に進めています。読書活動の一環として、月に2回、地域のボランティアが「ひるらじ」という放送で本の読み聞かせを行い、生徒の読書への関心を高めています。
また、2年生の職場体験学習では、地域の約30カ所の企業やお店と連携し、事業所と生徒の希望をマッチングをさせて、実際の就職をイメージしながら体験活動を実施しています。
今後は、新たに設立されたコミュニティ・スクールとも連携し、地域一体となって、子どもたちを育てるための学校づくりに尽力していく方針です。

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