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セラミックアートセンター 30周年記念特集 陶芸が身近なまち、えべつ(1)

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北海道江別市

江別市は「れんがのまち」といわれていますが、なぜ江別のれんがが有名になったか知っていますか?
江別のれんがは明治24年から製造が始まったといわれています。現在の野幌駅から野幌森林公園にかけて、れんがの原料となる粘土が豊富に含まれる土壌があったため、江別にれんが工場が多く建ちました。最盛期には8社の工場が操業し、学校、サイロ、倉庫などで数多く江別のれんがが使用され、江別にれんがの街並みが作られました。
そんな歴史を持つ江別市で、やきものの文化に触れられる施設として、平成6年にセラミックアートセンターが開館し、今年で30周年を迎えます。
今回の特集は、長年愛されてきたセラミックアートセンターの魅力に迫ります。

■セラミックアートセンター 施設案内
展示スペースと工房スペースに分かれ、やきもの文化をさまざまな角度から楽しめるのが魅力です。ラウンジや中庭など、ゆったりとくつろげるスペースもあります。

▽北のやきもの展示室
定期的に展示作品を入れ替えるほか、企画展示の会場にもなります。

▽教室・レンタル工房
陶芸教室を開催できるスペース。電動ロクロがある工房もあり広い作業スペースが魅力です。

▽れんが資料展示室
北海道のれんがの歴史や積み方などを、映像展示やクイズで学べます。

▽窯室(かましつ)
窯が4つあり、一番大きい窯では一度に1,000作品以上を同時に焼くことができます。

▽やきものショップ
市内在住の芸術家が制作した陶器やガラスの食器などの作品を購入できます。

▽図書室
陶芸や芸術に関する本が並んでいます。落ち着いて陶芸を学びたい方におすすめです。

▽過去の展示
セラミックアートセンターでは、イベントや特別展示なども行っています。
本紙右の写真は、平成7年に開催されたセラミックアートセンター開館後初の展覧会『北のやきものの軌跡―箱館焼(はこだてやき)から北斗窯(ほくとがま)まで―』の様子です。江戸時代から始まった北海道のやきものの歴史を時代順、窯別に紹介しました。
約30年後の令和6年には、『卒寿記念 鈴木藏(おさむ)の志野展』を開催しました。
※詳しくは本紙をご覧ください。

詳細:セラミックアートセンター
【電話】385-1004

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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