令和4年度 江差町各会計決算の概要(2)

42／55

■貯金と借金の残高
○貯金について
貯金残高は前年度から比較して8千万円程度増加しました。これは、昨年同様に新型コロナウイルスに関連した国の交付金を中心とした事業を実施したことにより、町の資金による支出が減少したためです。

〔基金の状況〕

○借金について
借金残高は、前年度から比較して5千万円程度減少しました。これは、陣屋団地建設・鶉ダム建設などに関する借金の返済が完了したためです。

〔借金の状況〕

■水道事業会計
○経営の状況
水道事業会計は、地方公営企業法により「独立採算制」を基本として行っています。
毎年進む人口の減少などにより使用水量は減少傾向にあり、老朽管の更新や漏水などにより経営状況は厳しい状況にあります。
今後も安定した水道水の供給に努めるとともに、一層の経営改善を図りますが、各ご家庭での漏水を防ぐことも経営改善の一助となります。
ご家庭の敷地内で漏水が発見された場合は、速やかに修繕されますようご協力をお願いいたします。

■江差町の家計簿
江差町の一般会計決算をわかりやすく身近に感じてもらうために、決算額を年収400万円、月収約34万円の家計に例えると…

○収入の特徴
不景気のため基本給が低く、諸手当や親からの仕送りに頼っているのが現状です。
しかし、諸手当や仕送りは今後、減ることが考えられるため、家計のやりくりをきちんと考えなくてはいけません。

○支出の特徴
親からの仕送りをもらっている中で、子どもへの仕送りもしなければなりません。　
今後は借金の返済の割合も増加することが予想されます。

※端数によりグラフ・表の合計が一致しないことがあります