まなびのひろば(1)

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■学校発信情報「まなぶん」
町内の小・中学校における特色ある教育活動や取組を紹介するコーナーです。
また、愛称の「まなぶん」は、「学ぶ」と地図記号で学校を表す「文」を合わせたものです。町内小学校4校・中学校4校を連載でご紹介しています。

《散布中学校》
～途切れない小中9年間の学びを通した、主体性・自己有用感の育成～
全校生徒9人の本校は、小中の連携を基本としながら、保育所や教育大学など『他校種との連携』も大切にした教育活動を進めています。
教育大学の新入生研修では大学生を迎えて一日活動を共にし、勉強を教えてもらうなど、交流を深めながら日常とは異なる経験を積むことができました。
例年実施している「あさり島活動」では、小学生に指導するなど、生徒が進んでリーダーシップを発揮しています。散布漁業協同組合、釧路地区水産技術普及指導所、保護者や地域の方々との関わりも、生徒の主体性を育成することに繋がっています。
3年生の家庭科の授業では、保育所訪問を実施しました。小さな子どもたちが、安全に楽しく遊ぶためにはどうしたらよいかを事前にじっくり考え、遊び道具を作るなどの準備をしてから訪問し、子育ての充実感と大変さ、保育所の先生方の苦労など、さまざまなことを感じることができました。
このように、生徒はさまざまな年代の方々との関わりから刺激を受け、日々成長をしています。多くの経験から主体性や自己有用感を育み、予測の難しい将来を生き抜く力を身につけていってほしいと願っています。

◇学校データ
(8月1日現在)
校長：村瀬清史
教頭：和田繁
教員数：6人
養護教諭：1人
事務職員：1人
事務生：1人
生徒数：9人
学級数：2学級

■私たちの町の高等学校　霧多布高校通信
7月13日、霧高祭を開催しました。今回は「この瞬間は一度だけ!やっちゃえ霧高!」をテーマに、準備期間を含め、生徒たちはそれぞれのストーリーを胸に一年に一度しかないビッグイベントを心の底から楽しんでいました。ステージ発表・団旗制作ともに各学年の個性やカラーが出ていて、とても素晴らしい作品になりました。
また、一般公開では140人以上に来校いただき、霧高祭がさらなる盛り上がりを見せました。来校された皆さま、本当にありがとうございました。生徒たちが霧高祭という学校行事を通して、エンディングで打ち上げられた綺麗な花火のように、大きく活躍してくれることを心から願っています。

■浜中町少年少女国内派遣事業
～日本の首都圏で次代を担うリーダー研修～
7月30日～8月1日までの3日間、中学2年生4人と小学5年生12人で構成された派遣団が、東京都ほか関東圏で研修を行いました。
この事業は、体力・健康状態が良好で、将来のリーダーとしての意欲のある小・中学生が日本の首都圏を訪れ、郷土との地域差や大都会の文化を体験するとともに、集団生活を通じて自立心や協調性を学ぶことを目的に実施しています。
参加者は事前研修を2回行い、訪問する場所についての理解を深めるよう自分なりに調べながら、出発の日まで準備を進めました。実際の研修場所として、東京スカイツリーや浅草寺、東京ディズニーランド、国会議事堂、フジテレビなどを訪れ、浜中町では体験できない連日の暑さ、大きなビルや近代的な街並み、大勢の人が行き交う中での活動など、参加した子どもたちにとって初めての体験でした。また、集団行動での気遣いや公共の場所でのマナーなどを学びました。
8月8日に行われた事後研修では、「人の多さや暑さに驚いた」「人が多くて移動が大変だった」「他の学校の参加者と仲良くなれた」などの感想があったほか、この経験を通して、今後の生活に生かすこととして「周りのことを考えて行動する」「自分の物は自分で管理する」などの意識を高めたと語ってくれました。
彼ら16人が、今後の浜中町を支えるリーダーとしてさらに成長していくことを、大いに期待します!

問い合わせ先：町教育委員会生涯学習課社会教育係
【電話】62-2394

■総合文化センターからのお知らせ
7月2日にリニューアルオープンした総合文化センターは、幼児から高齢者まで多くの町民や観光客の皆さまが来館され、学びや交流の場として活用されています。
多くの皆さまのご来館をお待ちしています。
開館時間：8時30分～22時
休館日：毎週月曜日、祝祭日の翌日(月曜日が祝祭日の場合は火曜日)年末年始(12月29日～1月3日)

★施設紹介Vo.2『郷土資料展示室』★
「浜中町ってどんなまち?」というテーマで、浜中町が自然を活かしながら発展してきた産業や暮らしの歴史などを、実際に使われた道具や当時の写真とともに紹介しています。
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。