令和6年度 教育行政執行方針(2)

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(4)豊かな心
「特別の教科道徳」では、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方について考えを深める学習が行われるよう、「考え、議論する道徳」への授業改善を進めます。
キャリア教育については、自己肯定感の育成や人間関係形成能力の育成を目指し、地域の人材活用や関係団体との連携を深めます。
生徒指導については、小中一貫教育推進の観点に立ち、「浦幌町いじめ防止対策基本方針」を柱に、「学校いじめ防止基本方針」によるいじめの未然防止、早期発見・早期解消等に努め、「十勝いじめ根絶強化月間」と連動した、いじめ防止の取組を推進します。

(5)健やかな体
児童生徒が体力の向上を実感し、自己肯定感や達成感を保護者と共有していく組織的な体力向上の取組を進めます。
また、全国体力・運動能力調査や新体力テストなどを活用し、体力向上の目標設定と運動習慣の定着を推進します。
学校給食センターでは、栄養教諭が中心となり、養護教諭等と連携を図りながら食育を推進するとともに、地場産食材を活用した「浦幌みのり給食」の実施と学校給食費の無償化を継続します。
現在使用している食器は陶器のため重たく破損による怪我の危険性等があることから、軽量で安全性や耐熱性等に優れたポリエチレンナフタレート樹脂食器を導入し、安全・安心な学校給食の提供に努めてまいります。
安全教育・防災教育については、危機管理マニュアルの点検・見直しを行い、交通安全の徹底に向けた指導や1日防災学校の実施など防災教育の充実に努めるとともに、不審者や登下校時の総合的な安全対策についても、関係機関や支援団体の協力のもとに取り組みます。
更に、浦幌町通学路交通安全プログラムに基づき、各関係機関と合同で危険箇所の点検や確認を継続的に行い、児童生徒が安全に通学できるよう、通学路の安全確保に引き続き取り組みます。

(6)教育環境の整備
児童生徒の安全・安心な学習・生活環境を確保するため、学校室内環境測定等の実施を継続するほか、Wi‐Fi環境の充実に向けた整備の継続、各学校の普通教室及び特別支援教室に空調設備設置などの整備を行います。