文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】わたしたちの「普通」は、誰かにとっての『特別』だった。(2)

3/19

北海道清水町

■子どもはこども園へ 大人は移住体験住宅でリモートワーク
保育園留学用の3つの移住体験住宅には、Wi-Fiが完備されています。ワークスペースとして十分な大きさのカウンターが付いているので、リビングと空間を分けてリモートワークができます。

◆保育園留学に来たみなさんが暮らせる移住体験住宅
◇清水1号(南4条西3丁目1)
(株)良品計画がフルリノベーションを手がけた無印良品家具住宅。

◇清水3号(北1条2丁目1-3)
無印良品の家具・家電で、トータルコーディネートされた住宅。

◇清水5号(南4条西3丁目1)
キャットウォークなどが付き、ペットと快適に暮らせる住宅。

■しみず留学エピソード
子どもがのびのび過ごすことができ、空港に着いた際に戻りたいと泣くほどでした。自分たちの暮らしを変えるきっかけになり、地方移住を考えるようになりました。
(高橋 裕太郎さんファミリー/東京都)

留学をやりきった達成感、遠くに友達がいるという充足感、もっとたくさんの地域を知りたいという意欲が湧いているようです。留学から戻ってきてから感じる気持ちまで、全部が子どもの財産になっています。こども園だけでなく、清水町のことも家族みんな大好きになりました。
(嶽(だけ)ゆりさんファミリー/東京都)

ご近所の方がお菓子をおすそ分けしてくれたり、雨が降りそうだからと傘を貸してくれる方がいたりと、住民の方々がとても温かく迎えてくださいました。保育園留学中は、清水町民になって暮らしている感覚でした。
(鈴木 奈視子さんファミリー/千葉県)

■運営会社が感じる留学先としての魅力
清水町は、住民のみなさんの協力体制が1番の魅力だと考えています。留学されたご家族からも「地域交流を通して魅力を体感した」というコメントをたくさんいただいています。町全体で保育園留学に向き合い、関わるみなさん一人ひとりが自分ごととして捉え、より良いものを作り上げていこうという熱い想いを持っていること、それが清水町の魅力であり、同時にたくさんのご家族に届いているのだと感じます。
(株)キッチハイク清水町担当
宍戸 野乃香さん

■季節で楽しめる登園
・暖かい季節は、移住体験住宅に備え付けの電動自転車で登園。
・雪が降る寒い季節は、移住体験住宅に備え付けのソリで登園。

■町のみなさんがご家族をあたたかく迎えてくれている
清水町役場商工観光課
主査 高橋 勇生さん

保育園留学では、お子さんがこども園に通っている間、保護者の方は移住体験住宅で普段と変わらない仕事をします。実際に1~2週間生活して「こういう暮らしもあるのだな」と、清水町での暮らしを実感してもらっています。
わたしたちは生活全般のサポート役として、気軽に相談できる関係性づくりや地元ならではの情報を伝えるようにしています。地域食堂や野菜市などの地元イベントを通しても、町の人たちの暮らしを味わってもらいたいと思っています。
移住定住を進める際に、子育て世帯の方々に来てもらいにくいという課題がありましたが、保育園留学によって、今まで絶対に来なかった方々が町に来て、町を好きになって帰っています。「清水町に来て良かった、好きになった」と言ってくれていて、こんなにうれしいことはないですね。
特に、「町のみなさんのあたたかさ」に魅力を感じている方が多いです。わたしたちの知らないところで、町のみなさんが、保育園留学に来たご家族をあたたかく迎えてくれていて、とても有り難いです。
住んでいる地域に帰られてからも、友人や会社の人に清水町のことを宣伝してくれたり、ふるさと納税をしてくれたりと、町を好きになった人が、新しい人を呼び込んでくれています。こうした縁がつづいていくように、また会える機会を積極的につくっていきたいです。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU