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〔特集〕~大切な女性(ひと)に勧めたい~がん検診のススメ(2)

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北海道滝川市

■40歳からの乳がん検診のススメ
▼乳がんってどんな病気?
乳房の中にある乳腺(母乳を作るところ)にできる悪性腫瘍で、多くは母乳が通る乳管から発症します。エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが深く関わっています。

▼どんな症状がでるの?
乳房のしこり、くぼみなど皮膚の変化や、血性の乳頭分泌、脇の下のリンパ節の腫れなどが主な自覚症状としてあげられます。
ただし、このような自覚症状のない場合もあります。

▼リスクが高い人は?
40歳以上の人、喫煙者、肥満の人(閉経後)、血縁者に乳がんになったことがある人がいる、妊娠・出産歴のない人などがリスクの高い人です。

▼セルフチェックで乳房を意識する生活習慣へ
(1)自分の乳房の状態を知る
日頃から入浴や着替えの時などに、自分の乳房を見て、触って、感じてみましょう。
(2)乳房の変化に気をつける
しこり、ひきつれ、くぼみ、乳頭からの分泌物など、変化がないか確かめます。
(3)変化があれば医師へ相談を
次の検診を待たずに、医療機関を受診しましょう。
(4)40歳になったら、2年に1度定期的に検診を受けましょう

▼注目 40歳の方はクーポンで検診を無料で受けられます
がん検診の受診促進と早期発見につなげるために40歳(昭和58年4月2日~昭和59年4月1日生まれ)の方には5月に無料クーポンを郵送しています。クーポンが届いている方はぜひ受診を‼

▼はじめようセルフチェック!
偶然しこりに気付くのは2cm以上と言われますが、セルフチェックを習慣にすると1cmの大きさにも気付けるようになります。乳がんのしこりの発生から1cmまで約5年、発生から2cmになるまでは約8年。この差は大きい!

■乳がん検診ってどんなことするの?
○問診
問診票の内容を確認します。
○視触診※
医師が左右の乳房に差がないか、しこりやひきつれ、脇の下のリンパ節の腫れなどをチェックします。
○マンモグラフィ検査
乳房専用のX線撮影です。乳房を斜めに板で圧縮し、薄く延ばして撮影します。

・妊娠中は受けられません。
・授乳中で検診希望の方は医療機関にご相談ください。

▼マンモグラフィって怖い?
検査に抵抗がある方は、痛みに対する恐怖、恥ずかしさなどがあるかと思います。
初めて検査をする方や、痛みが強いなど不安がある方は事前にご相談ください。
また、生理前や生理中は胸が張っているため、痛みを強く感じる場合があります。
検査の際は、胸が隠れるケープをご用意し、通常は女性技師が検査を行っています。
痛みを伴う検査ですが、病気を早期発見するためにも、ぜひ受診してください。
市立病院放射線技師
西部(にしべ)樹(いつき)さん

※視触診を行う場合はマンモグラフィと併用し実施。医療機関によって視触診を実施していない場合もあります。

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