執筆者:保健福祉課健康推進係 管理栄養士 川井ちさと
■「バランスのよい食事で健康増進!」
みなさん、毎日しっかりごはん、食べていますか?私たちが元気に生活していくために「食べること」は欠かせません。しかし、ただ同じものを食べるだけでは逆に健康を害してしまうことも。健康の維持・増進、そして病気を予防するためにはバランスのよい食事が重要になります。今回は、バランスのよい食事がどのようなものなのかについてお話ししていきます。
最初に食事で摂った栄養素が主に体の中でどういう働きをしているか確認していきましょう。(1)エネルギーになる(2)体をつくる(3)体の調子を整える。これらの働きを最大限に生かすには適切なエネルギー量や栄養素をバランスよく摂取する必要があります。おすすめの食事パターンは1回の食事に主食(ごはん、パン、麺などの炭水化物)、主菜(お肉、お魚、卵などのたんぱく質)、副菜(野菜やきのこ、海藻などのビタミン、ミネラル、食物繊維)、汁物(副菜同様)を揃える定食型です。さらにプラスして牛乳・乳製品(カルシウム)、果物(ビタミン)を追加するとさらに必要栄養素が補えるバランスのよい食事となります。またバランスだけでなく朝・昼・晩の3食食べることでカルシウムや鉄など食事で不足しやすいものが補いやすくなります。
特にこれからの暑くなるシーズンは、熱中症にならない体づくりのためにもバランスのよい食事で健康な生活を送りましょう。
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