■次世代の健康~大人になって健診を受ける意味~
私たちの体はたくさんの細胞からできていますが、その細胞の1つに飢餓に備えるためのエネルギー貯蔵庫と呼ばれる脂肪細胞(体脂肪)があります。
人間の細胞は、20歳ころにすべての細胞の数が決まるといわれており、体重が増加すると脂肪細胞のなかに脂肪を蓄え大きくなっていきます。
脂肪細胞が大きくなると、血圧を上昇させ、インスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きを低下させる物質を放出するため、生活習慣病である高血圧や糖尿病を発症する危険度が非常に高まります。
町では、脂肪細胞の数が決まる20歳から健診を受診できます。
生活習慣病は、重症化が進行し合併症を発症するまで自覚症状がありません。
将来、起こりうる生活習慣病から体を守るためにも、年に1回は健診を受診して健康状態を確認する習慣を身につけましょう。
▽10月までの健診日程
■HPVワクチンの接種を逃した方に接種の機会を提供しています~キャッチアップ接種のご案内~
平成9年4月2日~平成20年4月1日までに生まれた女性で、通常のHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種をしなかった方に対して、あらためてHPVワクチンを接種する機会を提供しています。
対象者:平成9年4月2日~平成20年4月1日に生まれた女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方
対象となる方には、4月に案内を個別に郵送しています。
接種料金:無料
接種期限:
令和7年3月末まで(期限を過ぎても接種可能ですが有料になります)
注意事項:
決められた間隔をあけて、同じワクチンを合計3回接種します。
接種期限内に終了するためには、1回目のワクチンを9月末までに接種する必要があります。
ワクチンを手配する関係がありますので、接種を希望される方は、お早めに町内の医療機関にご予約願います。くわしくは、厚生労働省ホームページをご覧ください。
問合せ:保健福祉課保健予防担当
【電話】0123-83-4750
<この記事についてアンケートにご協力ください。>