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けんこうだより

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北海道留寿都村

【今月のテーマ…良い睡眠から健康に!】
筆者…保健師 南保 実里

今月のテーマは「睡眠」についてです。
睡眠は、子ども、成人、高齢者のいずれの年代においても健康増進・維持に不可欠な休養活動です。
令和元年の国民健康・栄養調査結果において、1日の平均睡眠時間が6時間未満の者の割合は、男性37.5%、女性40.6%であり、性・年齢階級別にみると、男性の30~50歳代、女性の40~50歳代では4割以上を占めており、国民一人ひとりの十分な睡眠の確保は重要な健康課題となっています。睡眠不足になってしまうと日中の眠気や疲労、注意力や判断力の低下など多岐にわたる影響を及ぼします。
そのため、十分な睡眠時間の確保、質の良い睡眠をとるためにできることから始めてみましょう。

◆あなたの睡眠健康度簡易チェック≫
まず初めにあなたの睡眠健康度をチェックしてみましょう。当てはまる項目が多い人ほど要注意です
・睡眠時間が足りていない。
・朝目覚めたときに休まった感覚がない。
・日中に眠気が強い。
・寝室環境が快適ではない。
例)寒い・暑い・うるさい・明るい
・日中の運動量が少ない。
・食事時間が不規則である。
・夕食以降によくカフェインをとる。
・喫煙や寝酒習慣がある。
・睡眠環境、生活習慣、嗜好品の摂り方を改善しても眠りの問題が続いている。

◆良い睡眠につながるポイント
○睡眠時間を十分に確保しましょう。
・仕事、家庭、趣味と忙しい生活を送っていると慢性的な睡眠不足になりがちです。毎日十分な睡眠時間を確保できるよう生活を工夫しましょう。
・週末に長く寝る(寝だめ)習慣は、平日の睡眠不足のサインです。
○睡眠環境~光・温度・音~
寝る前や寝床の中でデジタル機器の使用は、夜更かし・朝寝坊・睡眠不足につながります。そのため、就寝前はこれらの使用を避けるようにしましょう。
○生活習慣~運動・食事・リラックス~
ストレスが高い状態のまま寝床に入ると朝目覚めたときに感じる休まった感覚が低下します。日中のうちにストレスを発散させ、寝る前にリラックスする方法を身につけましょう。また、適度な運動、しっかり朝食を食べる、寝る前のリラックスで眠りと目覚めのメリハリをつけましょう。
○嗜好品~カフェイン・お酒・たばこ~
夕方以降のカフェイン摂取、飲酒、喫煙は睡眠の妨げになるため控えましょう。寝酒習慣はかえって眠りを悪化させます。また、就寝直前の夕食や夜食習慣も眠りを妨げるため、食習慣も併せて見直してみましょう。

睡眠習慣を改善しても眠りの問題が続く場合は専門家に相談しましょう。
参照:健康づくりのための睡眠ガイド2023

【健康カレンダー12月】

※乳幼児予防接種につきましては予約が必要となりますので、実施を希望される日の1週間前までに診療所へご予約ください。(診療所【電話】46-3774)

問合せ:
(1)健診・保健事業等…保健医療課【電話】0136-46-3131
(2)いきいき体力アップ教室…地域包括支援センター【電話】0136-47-2277
(3)予防接種…診療所【電話】0136-46-3774

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