■ごみの分別とゼロカーボン
今回はごみの分別とゼロカーボンについてのお話です。
真狩村から排出される燃やせるごみは、羊蹄山麓7か町村のごみと合わせて「固形燃料(RDF)化」されています。固形燃料化とは、燃やせるごみを粉砕・感想・圧縮してペレット状にすることです。出来上がった固形燃料は販売し、工場や温泉施設などで化石燃料の代替・補助燃料として活用されています。
ごみを固形燃料化すると、焼却処分に比べて焼却時に発生する分のダイオキシン類や二酸化炭素排出量も抑制することができます。
ごみを固形燃料にすることで、ごみを資源として活かして地球温暖化防止につなげることができます。ただ、固形燃料化するときに、原料となるごみに水分や塩分が多く含まれていると、乾燥用の燃料使用量の増加や固形燃料を使用する設備の損傷、品質低下の原因になります。
ごみ処理施設で処理業者の方々が、固形燃料に適したごみと適さないごみを手作業で分けて対策をしていますが、燃やせるごみにほかのごみも混じっているのが現状です。
ごみを地球にやさしい良質な固形燃料にするため、生ごみなどを燃やせるごみに混ぜないよう、各ご家庭での正しい分別にご協力をお願いします。
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