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自治体の皆さまへ

地域包括支援センターだより From Health Center

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北海道知内町

■「聞こえ」について気になりませんか?
年齢を重ねるとともに耳が聞こえにくくなる「加齢性難聴」。老化現象の一種であり、誰にでもおこりえます。残念ながら根本的な治療方法はありません。
40歳から聴覚の衰えが始まり、65歳を超えると聞こえづらさを感じる人が一気に増え、75歳以上の約半数が聞こえづらさを感じています。
「年のせい」と放置していると、生活上の危険だけでなく、音の刺激や情報量が少なくなるため、認知症やうつ状態となるリスクが高まります。

(1)加齢性難聴のセルフチェック
いくつ当てはまるかチェックしてみましょう
□会話中しばしば聞き返す
□テレビ、ラジオの音が大きいと言われる
□病院、銀行で名前を聞き逃す
□目の前の電話の着信音が聞き取れない

▽聞こえづらいと感じたら早めの耳鼻咽喉科受診!
・耳鼻咽喉科で聞こえの検査をしましょう
・早期に補聴器で聞こえをサポートしましょう

(2)難聴を予防しましょう!
★耳にやさしい生活を心がける
・大音量でテレビや音楽(イヤホンなど)を聴かない
・騒音など、大きな音が常時出ている場所を避ける
・静かな場所で耳を休ませる
★老化を遅らせるための生活習慣の見直し
・栄養バランスがとれた食事をしましょう
・適度な運動をしましょう
・規則正しい睡眠をとりましょう
・禁煙をしましょう

(3)補聴器を使うときの注意点
・最寄りの耳鼻咽喉科を受診しましょう
・自分ひとりで補聴器を選ばないようにしましょう
・値段が高ければ良いというわけではありません
・定期的に補聴器専門医や言語聴覚士、認定補聴器技能者等にみてもらいましょう
※補聴器を正しく使えるようになるには適合や練習が必要です!

■聴覚に関する問題
Q.地球生物で最も聴力が優れている生き物は?
(1)シロイルカ(2)ハチノスツヅリカ(蛾)(3)ニホンウサギコウモリ
※正解は下記にあります
答え:(2)ハチノスツヅリカ(蛾)。
人間の約15倍(40Hz~300,000Hz、人間は20Hz~20,000Hz)
※「Hz」…音波の振動数を表す

問合せ:保健センター
【電話】5-3506

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