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子ども・子育て/令和5年度全国学力・学習状況調査結果(各教科・質問紙)概要

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北海道紋別市

■毎日朝食を食べさせて登校を 学校では端末を活用した授業改善を推進
全国学力・学習状況調査は小学校6年生および中学校3年生の全児童生徒を対象として毎年1回行われ、子ども達の学力や、家庭での生活・学習習慣などの学習状況を調査分析するものです。本調査の各教科と質問紙調査に関する分析の概要をお知らせします。

▼各教科の平均正答率

※紋別市・全国の値は文科省、北海道の値は北海道教育委員会が算出した集計値です。
※英語は、「聞くこと・読むこと・書くこと」と「話すこと」を分けて実施。

国語は、文章を理解することに重点をおいた授業改善を行ったことにより、「情報の扱い方に関する事項」において正答率が全国を上回り、「読むこと」においても全国との差が縮まった。算数は、解答の根拠を考え、記述させる等の授業改善を行ったことにより、「思考力・判断力・表現力」を評価する問題の正答率や記述問題の正答率の全国との差が縮まってきた。

国語は、「国語の勉強が好き」と回答した生徒の割合が全国を上回り、「話すこと・聞くこと」及び「情報の扱い方に関する事項」の正答率も全国を上回った。数学の勉強は大切だと思う回答が全国を上回り、全国並みの正答率の「知識・理解」の問題数が増えた。英語は、生徒同士で英語を使って問答する等の活動を行ったと回答した生徒の割合が全国を上回っている。

▼児童生徒質問紙調査結果にみられる傾向~紋別市の子どもの生活・学習習慣などの学習状況~
▽よいところ
※全国に比べて「当てはまる」が多かった項目
小学校・中学校共通:
・新聞を読んでいる
・授業でPC・タブレットなどのICT機器を週3回以上使用している
小学校:
・将来の夢や目標を持っている
・授業以外にPC・タブレットなどのICT機器を勉強のために週3回以上使用している
中学校:
・先生は、授業やテストで間違えたところや、理解していないところについて、分かるまで教えてくれる
・家で自分で計画を立てて勉強している

▽課題(小学校・中学校共通)
普段(月曜日から金曜日)、授業時間以外での1日当たりの勉強時間(学習塾、家庭教師などの時間も含む)が短い
※紋別市では、授業以外での1日の学習時間の目安を「学年×10分+10分」としています。
(中1は7年生、中2は8年生、中3は9年生)

市教委より学習用に1人1台端末を貸し出しています。破損が増えていますので、大切に扱うようご家庭でもお声がけください。

▽正答率が高い児童生徒が「当てはまる」と回答した質問紙調査項目
小学校・中学校共通:
・朝食を毎日食べている
・学校の授業時間以外に読書をしている
・学習した内容について、わかった点や、よくわからなかった点を見直し、次の学習につなげることができる
小学校:自分には、よいところがあると思う
中学校:普段の生活の中で、幸せな気持ちになれる

▽参考 朝食を毎日食べていますか(%)
(1)食べている(2)どちらかといえば、食べている
(3)どちらかといえば、食べていない(4)食べていない

朝食を食べている児童生徒と朝食を食べていない児童生徒の正答率を比較すると、ほとんど教科で朝食を食べている児童生徒の正答率が高く、教科によっては、20%以上の差がありました。

問合せ:学務課指導主事
【電話】内線431番

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