文字サイズ
自治体の皆さまへ

健康メモ

36/59

北海道美幌町

『感染症を予防しましょう』

感染症は、ウイルスや細菌などの病原菌が体内に入り増殖することで発症する病気です。
新型コロナウイルス感染症も続く中ではありますが、今冬はインフルエンザの流行も懸念されています。また、ノロウイルスによる感染性胃腸炎も、冬から春にかけて特に注意が必要です。
一人ひとりが感染対策を実行することで、自身はもちろん、家族や身近な人々を守ることにつながります。社会全体で感染症の流行を防ぎましょう。

◆感染症はどうやってうつるの?
(1)空気感染〈結核、麻しん、水痘など〉
咳やくしゃみなどにより空気中に出た細菌やウイルスが、感染性を保ったまま空気の流れに乗って拡散し、それを他の人が吸い込むことで感染。

(2)飛沫感染〈インフルエンザ、おたふくかぜ、風しんなど〉
咳やくしゃみ、会話によって飛び散ったしぶき(飛沫)に含まれる病原体を、近くにいる人が吸い込んでしまうことにより感染。飛沫が届く範囲は1~2メートル程度と言われる。

(3)接触感染〈ノロウイルス、インフルエンザ、プール熱など〉
感染している人の皮膚や粘膜に触れたり、病原体がついたドアノブや手すりなどの物に触れたりした手で、自分の鼻や口を触れることで感染。

(4)経口感染〈A型肝炎、ポリオ、ノロウイルスなど〉
ウイルスや細菌に汚染された水や食べ物を口にすることで感染。

※新型コロナウイルス感染症は、飛沫感染と接触感染が主な感染経路と考えられています。

◆感染症を予防するために
感染経路の遮断と私たち自身の抵抗力を高めることが大切です。

▽手洗い
手洗いはあらゆる感染症予防の基本です。

▽咳エチケット、マスクの着用

▽室内の環境(湿度・換気)に気をつける

▽予防接種
予防接種は、感染を100%予防することはできませんが、感染した場合でも重症化を防ぐ効果があるとされています。

▽感染症を予防する生活習慣
普段から、十分な睡眠、バランスのよい食事を心がけましょう。また、口の中の細菌は、ウイルスを粘膜に付着させる役割を持っていると言われ、口腔ケアによりインフルエンザの罹患が減ったという報告もあります。口の中を清潔に保つ習慣も大切です。

◆感染が疑われる場合
かぜやインフルエンザ、新型コロナの症状はよく似ており、また症状の出方も人それぞれです。もし症状が現れ心配なときは、無理せず早めに休養をとることが大切です。
医療機関によっては、風邪症状のある方への対応を他の方と区別して行っている場合もありますので、受診される際には電話で症状や状況を伝えてからの受診をお勧めします。

相談・問合先:保健福祉課 健康推進グループ
(【電話】77-6544/77-6545)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU