『タバコの害から子どもを守ろう』
日本では受動喫煙が原因で年間約1万5千人が死亡していると言われており、近年ではさまざまなタバコ規制・対策が取り組まれています。また、子どもはタバコによる健康影響が大きく、自分の意思で受動喫煙を避けることも難しいため、大人たちがタバコの害から子どもを守ることが必要です。
◆タバコによる子どもへの健康影響
乳幼児突然死症候群(SIDS)やぜんそくなどの呼吸器疾患、中耳炎などのリスクを高めます。
また、妊婦の方が受動喫煙することにより、生まれてくる赤ちゃんの健康影響(乳幼児突然死症候群、低出生体重や胎児発育遅延など)につながることもわかっています。
◆美幌町の子育て世帯の喫煙率
◆子どもをタバコの害から守るには禁煙が一番重要!
タバコは依存性が高く自分の意思だけでやめるのは難しいです。周囲の協力や医療の力を借りることで禁煙の成功率を高めることができます。
~喫煙者を増やさないことも大切~
多くの人がタバコの害について理解し、安易にタバコを吸い始めないことや、社会全体で喫煙者を増やさないための環境を作っていくことが必要です。
◆タバコに関する勘違いに注意!
Q.加熱式タバコだから健康への影響はない?
A.まだ明らかになっていないことも多いですが、有害物質が含まれているため健康影響はゼロとは言い切れません。
Q.換気扇の下や屋外で吸っているから大丈夫?
A.換気や分煙では受動喫煙をなくすことはできません。全面的な禁煙が最も効果的です。
厚生労働省e-ヘルスネット
e-healthnet.mhlw.go.jp/information/
相談・問合先:保健福祉課 健康推進グループ
(【電話】77-6544)
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