≪特集≫地域を見守る やさしい人(2)

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◆みんなでやさしく
たすけあいチーム

たすけあいチームは、自治会を単位として活動しており、平成4年に社会福祉協議会の呼びかけに呼応した14自治会にたすけあいチームが結成されました。
平成10年には「たすけあいチーム推進協議会」が設立され、現在は、36自治会で、高齢者や障がい者の除雪支援、訪問活動、食事会など活動の輪を広げています。
年に2回、推進協議会のメンバーが集まり研修会を開催し、自治会間の情報交換と交流をしながら活動を続けています。
推進協議会の会長を15年以上努めている藤井幸夫さん(東栄自治会長)は、「人生100年時代を迎え、地域の人々が集まる場所はさらに重要になると思います。自治会によって活動内容は様々で、それぞれの自治会ができる範囲で無理せず活動を続けていますが、課題もあります。働き手不足の昨今、定年後も働く方が増え、たすけあいチームの担い手が不足しています。いっしょに活動していただける方がいらっしゃれば、お住まいの自治会か社会福祉協議会に、ぜひお声掛け頂きたいです。もちろんできる範囲の活動でかまいません。」と話します。
≪たすけあいチーム推進協議会≫
事務局：美幌町社会福祉協議会
(【電話】72-1165)

◆おわりに
町内には様々な分野でボランティア活動をしている方々がいます。それぞれが、地域コミュニティの中で大切な役割を担っています。今回はその中の、ごく一部の方に焦点をあて紹介させていただきました。
地域コミュニティの活動をする団体の中で、最も身近で全町的な組織が自治会です。
近年、「自治会の活動が見えてこない」との声を聞くことがあります。自治会の活動は、花壇の花植えやお祭り、交通安全の街頭啓発など表に見えやすい活動だけではありません。目立つ活動ではないけれども、大切な活動が日々行われています。今回ご紹介した見守り活動もその一つです。少し気にかけ目を向けると見えてくるものもあるかもしれません。