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自治体の皆さまへ

みやちゃんくりちゃんの日高山脈情報局Vol.9

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北海道芽室町

■どんなコーナー?
役場職員2人が、日高山脈にまつわる情報を毎月ゆる~く発信していこう、というコーナーです。たまにゲストも登場します。
・栗城広賢 KURIKI HIROTAKA
・宮本昌武 MIYAMOTO MASATAKE

「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生しましたね!
国内陸域最大の国立公園になりました!
前回は芽室町ふるさと歴史館の大橋さんに「遺跡から見るヒトと日高山脈の関わりについて」いつもと違う視点から日高山脈の魅力を紹介してもらいましたね!
景観として楽しむだけでなく、歴史からも日高山脈の魅力を知ることが出来ましたね!
そんな十勝側から観る日高山脈の魅力を語ってくれる次の方は…!?

■広尾町教育委員会村中晃央社会教育課長
広尾町教育委員会の村中です。
「やまのまち」芽室町には、皆さんがご存じの伏美岳・芽室岳など比較的日高山脈の山々のなかでは登山がしやすく、北日高を眺望できる素晴らしい山があります。今年日高山脈襟裳十勝国立公園の指定を受けたことから登山される方も増加されるのではないでしょうか?
一方「うみのまち」広尾町にも登山ができる山があることをご存じですか?
その山は「楽古岳(らっこだけ)」という山で、日高山脈の南に位置し、標高1471m、広尾町の豊似市街から広尾市街へ車を進めると正面に見える山頂がすっきりととがった美しい山で、日高山脈としては数少ない登山道がある山です。
広尾町にゆかりのある山岳画家「坂本直行」氏が昭和7年に初登頂された山で、同氏は近くに根をおろし農業を営み、この山をモチーフに何枚かの作品を描かれております。
昔は、日高側、広尾側の両方から登山が可能で広尾町でも登山会が開かれておりました。広尾側の登山道は直登で、ロープを伝ってよじ登る箇所があり標高は低いながらも険しい登山道であったと記憶しております。山頂からは天気が良ければ日高側、広尾側の海も見えるロケーションで一度山頂に宿泊した際に見た夜景と夜空は素晴らしいものでした。残念ながら、広尾側の登山道は林道の崩落があり現在利用できませんが、登山の趣味がある方は、日高側より登られてみてはいかがでしょうか?(途中沢を何度か渡る必要があります。)

問合せ:魅力創造課魅力発信係
【電話】62-9736(窓口2階8)

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