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自治体の皆さまへ

健康コラム第5回『健康で自分らしく暮らすために』

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北海道芽室町

■9月は世界アルツハイマー月間
認知症はだれもがなりうる身近な病気です。2040年には全国で約584万人(65歳以上の6、7人に1人)になると推計されています。認知症になっても尊厳と希望をもって認知症とともに生きる、認知症があってもなくても同じ社会でともに生きる、という意味の共生社会を、全国で目指しています。

■認知症かもしれないと思ったら
認知症は加齢による物忘れ以上に、病的な認知機能の低下があります。認知症は治らないから病院に行っても仕方がないと考えていませんか?他の病気と同じく、早期診断・対応がとても大切です。今後の生活の準備ができるだけでなく、進行をゆるやかにすることが可能です。また、治る認知症や、他の病気による一時的な症状である可能性もあります。

■認知症予防に取り組みましょう
この予防とは、認知症になることを遅らせる、なっても進行を緩やかにすることを言います。1週間90分程歩く人は週40分未満の人よりも認知機能が良いことがわかっています。無理せずゆっくり歩いても、年齢に関係なく脳の血流が増加します。また、皮膚をさする、筋肉を刺激する、関節の曲げ伸ばし等によっても、血流が増加します。週1回以上、同居人以外の方と交流することも重要です。誰でも参加できる通いの場として、様々な活動団体があり、町の介護予防教室もあります。いつでもお問い合わせください。

■40歳以上の方へ~あたまの元気度チェック予約受付中~
職員と対面で行う、5分程度のチェックで、認知機能が年齢の平均と比べたときにどの程度か知ることができます。(医学的な診断ではありません)。日付がわからないことがある、家族に物忘れが増えたと言われる、という方は特におすすめします。また、65歳未満で高血圧や糖尿病、肥満、メタボリックシンドローム等のある方は、将来的な認知症の発症率があがると言われています。
年に1回、チェックを受けましょう。生活習慣を見直すことも大切です。

問合せ:高齢者支援課介護予防係
【電話】62-9724(窓口1階3)

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