■本年も「火の用心」をお願いします。
新年あけましておめでとうございます。町民の皆様におかれましてはお健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年の蘭越町における火災は5件(12月21日現在)でした。火災の多くはちょっとした不注意から発生します。消防署蘭越支署では「火災件数0」を目指し、本年度も町民の皆様の安全安心を守るため、火災予防に努めて参ります。
■お正月と言えばお餅!「喉つまり」に注意を!
正月は家族でお雑煮を食べるなど餅を食べる機会が多いと思います。そのような時、気をつけてもらいたいのは喉に餅を詰まらせる窒息事故です。特に高齢者の餅による死亡事故は正月三が日に多く発生しています。餅を食べる時の注意事項や餅を喉に詰まらせてしまった場合の対処方法を紹介します。
◇喉つまりを防ぐポイント!
・食べる前に、お茶や汁物を飲んで喉を潤しておきましょう。
・お餅は小さく切るなど、食べやすい大きさにしましょう。
・急いで飲み込まず、ゆっくりと噛んでから飲み込みましょう。
・かむ力や飲み込む力が弱い高齢者や乳幼児と一緒に食事する際は、食事の様子を見るなど注意を払いましょう。
◇食べ物を喉に詰まらせている人の特徴!
食べ物を喉に詰まらせた場合、気道が塞がれて、窒息してしまう恐れがあります。「のどが詰まったの?」とたずね、声を出すことが出来ず、うなずくようであれば窒息と判断してください。また、顔色が急に悪くなりのどをつかむしぐさ(窒息のサイン)があれば直ちに次の行動をしなければなりません。
・咳をすることが可能であれば、出来るだけ咳を続けさせる。
・119番通報するとともに背部叩打法を試みて、効果がなければ腹部突き上げ法を試み、異物が取り除けるか、反応がなくなるまで続けます。
・ぐったりして反応がない場合は心肺蘇生を開始します。
◇背部叩打法(はいぶこうだほう)
傷病者の後ろから手のひらの付け根で肩甲骨の間を力強く何度も連続して叩きます。
◇腹部(ふくぶつ)突き上(あげ)法(ほう)
・傷病者のウエスト付近に手を回す。
・片手で握りこぶしを作り、その親指側を傷病者のへそより少し上に当てる。
・その手のもう一方の手を握り、素早く手前上方に向かって圧迫するように突き上げます。
火事・救急・救助局番なしの…【電話】119番へ
災害情報ダイヤル【電話】0136・22・6655
お問い合わせ:消防署蘭越支署
【電話】57・5010
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