■10月は「食品ロス削減月間」~SDGs(持続可能な開発目標)を考えてみませんか?
毎年10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」なのをご存知でしょうか?
10月は年末年始の忘年会シーズンが近づく時期であるほか、3R推進月間、10月16日が「世界食料デー」であるため、食品ロスの意識を目的に定められました。また、10月30日に収穫祭等のイベントを行う自治体が多いことから、宴会時に料理を食べきる取り組み「30・10運動」にちなんでもいます。
今回は、秋の味覚に舌鼓を打つときに、3Rや食品ロスについて意識していただきたいことをご紹介します。
Q:3R推進とは?
A:3Rとは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)のことで、SDGs(持続可能な開発目標)にも深く関わっています。
Q:食品ロスとは?
A:食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。消費者庁や農林水産省・環境省では消費者一人ひとりが食品ロス問題をより身近なこととして感じてもらうため、さまざまな取り組みを行っています。
食品ロス量については、農林水産省が公表している数値を参考にしてください。
《参考》
・環境省では、10月を「3R推進月間」として、さまざまな情報を発信しています。
・消費者庁では、啓発冊子(デジタルブック)や食品ロス削減の啓発動画などを配信しています。親しみやすい内容になっていますので、ぜひご覧ください。
◆ここがポイント!
身近なものから食品ロスについて考えてみましょう。
◇牛乳の場合
◎期限表示
・消費期限製造日から指定された期限内に飲みましょう。
・賞味期限品質は次第に劣化しますが、期限がきてすぐに飲めなくなるわけではありません。ただし、未開封な状態であることと、10℃以下で冷蔵保存してあった場合に限ります。
◎飲めるかどうか確かめる方法
・目で見る
→もしも沈殿物が浮いているなど、つぶつぶの固形物ができていたら飲んではいけません。
・臭いをかぐ
→通常と違う臭いがしたら飲んではいけません。
・味見をする
→酸味の他、苦いと感じる場合も飲んではいけません。
※不安に感じる場合は、沸騰させて豆腐のように固まったり、分離した状態となったときは飲まずに処分しましょう。
◆相談員からのアドバイス
・割安だからといって過大な量を買わず、家族の人数や普段の食事量に見合った量を購入しましょう。
・冷蔵庫や冷凍庫の中身を把握しやすいようにホワイトボードなどを活用しましょう。
・食べ残した場合は、アレンジするなど工夫しましょう。
詳細:
・消費生活相談所
【電話】28-0585
(南6-2 町社会福祉協議会内)
・役場住民課住民生活担当
【電話】28-3858
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