「生きがい」とは「生きることの喜び・張り合い」のことを指し「生きがい」を持つことで、生活の質が向上し、認知機能や健康状態が改善するともいわれています。仕事や子育てが一区切りついた時こそ、新たな「生きがい」を持って過ごしてみませんか。
町では、町内の老人福祉施設等でボランティア活動を行うとポイントが付与され、たまったポイント数に応じて換金することができる介護支援ボランティア事業を実施しています。
この事業は、ボランティア活動を通じて地域貢献や、社会活動に参加する中で、健康で生きがいのある暮らしを送ることを目的としています。平成27年度から始まり現在38人が介護支援ボランティアとして登録しています。
◆本年5月から介護支援ボランティアとして活動を始めた大浦はまさんにお話を伺いました。
Q:活動を始めるきっかけを教えてください
仕事や家庭のことが一段落して家にいる時間が増えたころ「私、何してるんだろう」と突然思ったんです。このまま年を重ねるよりも、自分にできることをしてみたいと感じたのがきっかけです。
Q:活動先と内容を教えてください
「あ・笑~る」では、5月から活動をしています。利用者の皆さんとお話をしたり、レクリエーションを一緒にしたりしています。
「脳の健康教室」では、8月からサポーターとして活動しています。
Q:どのぐらいの頻度で活動をしていますか?
「あ・笑~る」では、最初のうち毎週木曜日・月4回活動をしていました。
活動時間が午前11時から午後2時のため、お昼の時間帯に家を留守にしていましたが、家族との食事の時間も大切にしたいと思い、今は月2回の活動としています。
「脳の健康教室」では、毎週金曜日の午前中に活動をしています。
どちらの活動も他に予定があるときは、お休みすることができるので参加しやすいです。
Q:活動をしていてどんなときに楽しさ、喜びを感じますか
活動先の皆さんが笑顔でとても楽しそうに参加しているのを見て、皆さんに会えることがうれしいです。利用者の方とだけでなく、職員の皆さん、他のサポーターの方との交流も楽しいです。より多くの方と関わりたいと思っています。
町社会福祉協議会では、介護支援ボランティアの活動者を随時受け入れしています。ご自身の空いている時間にできることをできる範囲で行えます。また、研修会の開催や、初回活動時には活動施設への同行もしていますので、不安がある方も安心して活動を始めることができます。
◆町おもちゃ病院の紹介
◇おもちゃ病院とは
家で眠っている壊れたおもちゃを治療(点検・修理)し新しい命を吹き込むことで子どもたちの笑顔を守り、物を大切にする心を育てる活動です。
・どんなおもちゃでも修理できますか
安全面や命に関わるもの、骨董品・工芸品など、価値が保証できない物はお引き受けできません。
・修理は誰がしてくれますか
ボランティアが治療を行います。ただし、修理のプロではないので治らない場合もあります。
・修理に費用はかかりますか
おもちゃの診察は無料ですが、部品交換が必要な場合は実費がかかります。
・点検・修理に時間はかかりますか
ボランティア協力による活動のため1~2カ月ほどお時間をいただいています。
・おもちゃの修理をお願いする場合、付属品は必要ですか
壊れた部品のかけら、取扱説明書、ACアダプターなどはお持ちください。
町社会福祉協議会では随時おもちゃの治療を受け付けています。ぜひお越しください。
詳細:
・町社会福祉協議会(南6-2)
【電話】28-0722
平日 午前8時35分~午後5時5分
・役場福祉課高齢者福祉担当
【電話】28-3854
<この記事についてアンケートにご協力ください。>