今年も降雪の季節となり、冬期間の通勤や通学等に支障がないよう生活道路の通行確保と安全な冬道対策のために、万全の除雪体制で計画的に除雪作業を進めます。
安全な除雪作業を進めるため、皆さんのご協力をお願いします。
■町の除雪作業
道路の除雪作業は、国道を帯広開発建設部、道道を帯広建設管理部が行い、町道などの道路や公共施設等の駐車場は町が行います。
■除雪の目的
(1)歩行者や車両の安全な通行の確保
(2)安全で円滑な交通の流れの確保
(3)火災、その他の緊急時に対応できる道路の確保
(4)スクールバス路線の確保
(5)へき地患者輸送バス路線の確保
(6)コミュニティバス(あしバス)路線の確保
(7)集乳車路線の確保
このほか、交差点付近の雪山による視界不良を原因とした交通事故防止、凍結路面によるスリップ防止・転倒防止を図ります。
■出動判断基準
降雪量がおおむね10cmに達したときに出動します。平地と山間部では、気象条件に違いがあるため状況に合わせて判断します。また降雪量が多いときや災害等が発生した場合は昼夜を問わず出動します。
■除雪経路
除雪車ごとの除雪路線については、旭町、南区、北区、西町、下愛冠、郊南の各市街地区幹線を除雪した後、芽登方面、上利別・大誉地方面、稲牛・螺湾・上足寄方面へ除雪に向かいます。各方面は、スクールバスやへき地患者輸送バス、集乳車等の路線を最初に確保し、完了後、各町道の除雪を行います。
■玄関先などの除雪にご協力を
除雪車が通った後、玄関先に雪が寄せられ「車が出せない」という声があります。除雪車は雪をかき分けることはできても、取り除くことはできません。このため、車道を確保するためには歩道上に雪を押し上げることになります。出入り口などに残ってしまった雪については、家庭で除雪されるようお願いします。また、1人暮らしの高齢者宅等は、自治会や近所で助け合い除雪のご協力をお願いします。
■雪は道路に投げ出さないで
車道へ雪を出してしまうと道路が凸凹になり、スリップ事故の原因になります。自宅敷地内で処理できない雪は一般車は(1)北3条2丁目、4トン以上の大型車は(2)栄町1丁目の雪捨て場に捨ててください。
◆市街地の雪捨て場
※詳細は本紙P.18をご覧ください。
■路上駐車はやめましょう
除雪作業で一番困るのが路上駐車車両です。路上駐車は除雪作業に支障をきたし、吹雪や夜間などでは事故の恐れがあります。また、歩行者の安全通行、道路交通の妨げにもなります。
■通学路の除雪にご協力を
児童・生徒等が安全に通学するため、町では歩道除雪を行っています。しかし、全ての通学路を完全に除雪することはできません。子どもたちの安全確保のため、皆さんのご協力をお願いします。
■除雪車には近づかない
除雪作業中は大変危険です。除雪車には絶対近づかないようにしましょう。
■早朝の除雪作業にご理解を
除雪作業は早朝から始めています。騒音や振動などにご理解をお願いします。
■雪捨て場の提供者を募集しています
町では、除雪作業を進める上で、毎年、雪捨て場の確保に苦慮しています。近くに雪捨て場がないために、積雪量が多くなるほど、除雪作業の遅れの原因となっています。そのため、一時的な堆積場など、雪捨て場を提供していただける方を募集しています。
ご不明な点等ありましたら、お問い合わせください。
詳細:役場建設課車両室
【電話】25-5420
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