◎ICT活用による学びの質の向上
全児童生徒への一人一台のタブレット付与や校内ネットワーク環境整備に加え、本町では、学習アプリや校務支援システムなど、ICT環境が整えられてきております。
このような環境を最大限発揮できるよう、児童生徒のタブレットの家庭への持ち帰りやICT活用の教員研修を更に推進し、すべての教員が学習アプリや校務支援システム等を効果的に用い、学びの質の向上や効率的校務を目指すとともに、学校・家庭を問わず、いつでもどこでも学習できる個別最適な学びと協働的な学びを一体的に実現してまいります。
◎教員の授業改善による学力の向上
小中一貫合同研修会等において外部講師を招聘し、一人一人の学びをしっかりと支え、誰一人取り残すことのない教育や指導の在り方について研鑽を深めます。また、学習のねらいを明確にし、9年間の見通しを持って学ぶことのできる学習過程や一人一人の子どもが主語になる授業スタイルなど、小・中学校で学習規律を統一し、さらには先進地視察等を土台に本町の実態に合った事業推進や指導方法の在り方、施設・設備面を検討し、子どもが学びに向かう環境の整備や実りある新校舎建設につなげてまいります。
また、これらの取り組み状況については、全国学力・学習状況調査やほっかいどうチャレンジテスト、標準学力調査等の結果をもとに、引き続き検証・改善してまいります。
◎豊かな心と健やかな体を育成する教育の推進
豊かな心の育成につきましては、特別の教科道徳を要として、道徳教育推進教師を中心とした組織的な授業研究や教育活動を展開するとともに、学習指導や生活指導にピア・サポートを取り入れるなど、支え合い、思いやる気持ちを大切にした取り組みを継続してまいります。
健やかな体の育成につきましては、「新体力テスト」を引き続き全学年・全種目で実施し、体育の授業改善を図るとともに、1校1実践の取り組み、部活動などへの支援を行い、体力向上や運動の習慣化を推進してまいります。また、食に対する正しい知識や望ましい食習慣を身に付けるため、食育の一層の充実に努め、心身の健康を実現する食事の重要性について学ぶなど、安全で美味しい給食の安定提供に引き続き努めてまいります。
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