たかすメロディーホールが30周年を迎えます

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音楽ホールとして演劇、コンサート、落語、映画鑑賞など様々な公演を行ってきた、たかすメロディーホールは1994(平成6)年2月4日に開館し、今年で30周年を迎えます。
優れた芸術文化に触れる機会を提供し、多世代の方が楽しめる公演を中心に、430を超える公演を行い、多くの方々に利用していただきました。皆さんの思い出に残っている作品はございますか?

■メロディーホールオープン式典
～NHK交響楽団アンサンブル　五郎部俊郎～
たかすメロディーホールで最初に行われた公演。北海道教育大学旭川出身のテノール歌手・五郎部俊郎さんとNHK交響楽団のアンサンブルが響き渡りました。

■「楽しいから始まる学び」伊沢拓司講演会
2023(令和5)年7月には、30周年を記念し、テレビ番組でも活躍されている東大卒のクイズ王・伊沢拓司さんによる講演会を開催。音楽や演劇等に限らず、幅広い分野のステージを皆さんに提供しながら、町の文化振興に努めています。

■ホールでは、町民の自主的な企画運営による文化芸術活動の場としても利用されています。ホールがあったからこそ、町の文化芸術活動が発展してきたといっても過言ではありません。多くの町民に愛され、ともに成長してきました。町民が主体となって活動されている事業等を紹介します。

▽たかす吹奏楽団
ホールを拠点に現在48名の団員が活動しています。町民の手でホールから積極的に吹奏楽の面白さを発信しようと、ホールのオープン20周年の年に結成され、今年が10周年に当たります。
毎年の定期演奏会を行っているほか、熱夏フェスタなど町内イベントにも出演し、会場を盛り上げています。

▽鷹栖中学校吹奏楽部　鷹栖小学校スクールバンド
毎年、響愛コンサートやラストコンサートを実施しているほか、夏冬休みはコンクールに向けて、ホールを練習で活用しています。北海道吹奏楽コンクールでは、これまで数多くの金賞を受賞し、2019年には鷹栖小スクールバンドが全日本小学生スクールバンドフェスティバルに出場。ホールの素晴らしい環境が、子どもたちの活躍の支えにもなっています。

■いきいきとした町民の自主的な企画運営による文化芸術活動を推進するとともに、町民の創造的な舞台表現の充実振興を図ることを目的に、「いきいきステージ創作推進事業補助金」を設け活動を応援しています。ホールでの活動や公演を検討されている方は、活用してみませんか。補助金を活用した事業を紹介します。

▽たかす三分間劇場
2000(平成12)年から15年にわたり開催された「たかす三分間劇場」。高校生や20代の芝居を愛する若者が集い、3分間という限られた時間の中で自分たちの思いを表現し全力で熱演していました。賞には最優秀賞ほか、3分に最も近かった作品に贈られるベストタイム賞などがあり、多くの参加者がステージを楽しんでいました。

▽たかすてき音楽祭
多くの町民にホールの舞台に立ってもらおうと、町民団体が企画し今年で15回目の実施となりました。マイクやスピーカーなどを使わず、音や歌声そのものの良さを感じてもらうスタイルで行っており、ピアノやギターの弾き語り、合唱や三味線を使った音楽などさまざまなジャンルの音楽が奏でられています。

これからもたかすメロディーホールは文化振興の拠点としてさまざまな事業・公演を展開していきます。生で聴く会場ならではの感動を、多くの方に体感していただき、音楽のすばらしさを伝えていきます。