明日、しかおいに災害が起きるかもしれないから
夏が来るたび耳にするのが「熱中症」。
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、熱中症になると頭痛やめまい、吐き気、けいれん、場合によっては命に関わるケースも。
そこで町では、熱中症から皆さんの健康を守る「クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)」を下記のとおり指定しました。
正しい知識で熱中症対策に取り組み、夏を元気に過ごしましょう!
◆クーリングシェルターって?
「クーリングシェルター」は、熱中症による健康被害の発生防止を目的として、危険な暑さから一時的に避難するために町が指定した施設です。
「熱中症特別警戒アラート」などが発表されたときに冷房が効いた施設(部屋)を一般に開放し、暑さをしのぐことができます。
◆クーリングシェルター 指定施設一覧
町有施設のうち、冷房機器が設置されている施設を指定しています。
今後は冷房機器の設置状況により適宜拡大していきます。
◆クーリングシェルターは どうやって利用するの?
1 環境省が翌日の最高暑さ指数に応じてアラートを発表します。
・熱中症特別警戒アラート
アラート発令基準:翌日の最高暑さ指数が35に達する場合
・熱中症警戒アラート
アラート発令基準:翌日の最高暑さ指数が33に達する場合
2 アラートが発表されたら、防災無線・お知らせアプリmishika・お知らせメール・LINEで町民の皆さんにお知らせします。
※詳しくは本紙をご覧ください。
3 アラートが発表された翌日、自宅に十分な冷房環境がない場合や外出時に危険な暑さに見舞われた時など、お近くのクーリングシェルター(上記参照)へお越しください。
どなたでも自由に休憩を取ることができます。
また、アラートが発表されていなくても、気温が30度以上になる場合はクーリングシェルターを一部開放します。
※ご利用の際は、必ず各施設の職員(警備員)にお申し出ください
◇クーリングシェルターを利用する際の注意点
・今年度の運用期間は7月1日(月)から10月23日(水)までとします。
・飲料は各自でご用意ください。
・各施設の開館日および開館時間内のご利用となります。
・各施設の指示に従ってご利用ください。
◆熱中症を防ぐためには?
子どもや高齢者、障がいのある方は熱中症にかかりやすい上、体調不良を自分で伝えられない場合があるため配慮が必要です
・エアコンなどを利用し涼しい環境で過ごそう
・休憩や水分・塩分補給をこまめにとろう
・涼しい環境以外では運動は行わない
・声をかけ合って周囲に気を配ろう
◆熱中症かな?と思ったら
・めまい、立ちくらみ
・顔のほてり
・手足のしびれ、こむら返り
・筋肉痛
・汗のかき方がおかしい
・頭痛
・吐き気
↓
安静にして様子を見ましょう
・涼しい場所へ移動する
・衣類をゆるめ体を冷やす
・水分や塩分を補給する
症状が改善しない場合は医療機関を受診しましょう
・自分で水分補給ができない
・異常な高体温
・けいれん
・返事がおかしい
・意識がない
↓
ただちに医療機関へ!
または救急車を呼びましょう
問合せ:町民課 住民生活係
【電話】66・4031
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