■県立大多喜(おおたき)高等学校
◆地域創生リーダーの育成
◇人づくり・地域づくり
令和元年度から「大高(だいこう)(※)探究」を授業に取り入れ、地域の発展や生徒の能力向上に力を入れています。
(※[大]多喜[高]校の略)
大高探究とは、大多喜町や地元企業、大学、小・中学校などと連携し、地域と協働しながら探究する学習活動のことです。町や社会の現状などについて学び、地域課題解決のためのアイデアを自分たちで考え、町議会などに提案することで地域貢献の意識を高めることを目標としています。この学びを通して、課題発見・課題解決・自己表現の能力も身に付けていきます。
◇知り、考え、行動すること
1年次は、探究活動に必要な基本的なスキルを習得するため、大学教授などの外部講師による授業やチームでのフィールドワークを行います。1月下旬に行われた成果発表会では、お世話になった講師の方を招き1年間の活動の成果を発表しました。発表した原田(はらだ)さんは「探究により、将来は大多喜町で就職し、より盛り上げていきたいと思うようになった」と言い、井上(いのうえ)さんは「探究で得た力や技術を社会でも生かしたい」と話してくれました。
探究活動を通して自分の可能性を広げるとともに、若い力で地域の可能性も広げていきます。
~大多喜高等学校~
明治33年に県で3番目の県立中学校として創立し、その後大多喜女子高等学校と統合しました。豊かな自然が広がり、大多喜城など多くの文化資産が身近にある伝統校で、世界的デザイナー森もり英はな恵えさんがデザインした制服も特徴です。さらに、令和6年度から教員基礎コースが開設されます。
問合せ:県立大多喜高等学校
【電話】0470-82-2621
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