保健師だより

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■特定・後期高齢者健診結果を見直してみましょう
九十九里町は生活習慣病のリスクである肥満・血糖値が高い方が比較的多いため、ご自身の特定・後期高齢者健診結果の内容を見直してみましょう。一般的に肥満傾向がある方とはBMIが25以上の方とされています。肥満は生活習慣病の起因の1つとされ、血圧・肝機能・血中脂質・血糖・尿・クレアチニンの各検査結果にも影響しています。
また、血糖とは血液中のブドウ糖のことであり、わたしたちが活動するために必要なエネルギーですが、血糖値が高いと血液の流れが悪くなり、血管が詰まりやすく、脳梗塞や神経障害などさまざまな疾病・症状の原因となります。そのため、上手に血糖値を調節できているかを示すのがHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)になります。HbA1cの値が良くない状態が続くと糖尿病などの危険性があります。
上記の肥満・血糖値を改善・予防するには、バランスの良い食生活・運動習慣が不可欠です。これを機に自分の生活を見直してみましょう。健康的な生活に取り組むためには、まず改善点に気づくことが大切です。食事の際にかむ回数を増やしてみる、お風呂掃除や掃除機がけなどの家事に取り組んでみるなど身近なところから目を向けてみましょう。1人でなく、ご家族と考えてみるのも良いかと思います。町ではそういったご相談もお待ちしておりますので、気になる方は事前にご連絡ください。

問合せ：健康福祉課健康指導係
【電話】70-3182