麻賀多神社所蔵の佐治家ゆかりの甲冑・武具が市の指定文化財に!

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堀田家重臣であった佐治家ゆかりの「紺糸威桶側胴具足 附具足櫃・目録」「麻賀多神社佐治家奉納武具類」が2 月22 日に佐倉市指定文化財となりました。ともに江戸時代後期に用いられたもので、明治39年(1906)に麻賀多神社に奉納されたことが目録によってわかっています。
紺糸威桶側胴具足は、紺色の緒で兜や鎧の板を結びあわせるもので、兜、胴や面、籠手、佩楯、脛当が一通り揃った当世具足です。これを納める具足櫃も残り、「佐倉家中佐治茂右衛門」の貼紙が蓋裏や内底にあります。
麻賀多神社佐治家奉納武具類は、陣羽織、采配、軍扇、陣笠、弓、馬印、後立、靭、刀筒がからなります。このように佐倉藩の上級藩士が揃えるべき武具類がまとまって現存している例として貴重なものです。

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