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自治体の皆さまへ

令和7年4月1日採用 佐倉市職員募集 佐倉で、君を咲かせよう!(1)

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千葉県佐倉市

佐倉市の職員数は、令和6年4月1日時点で1070人ーそれぞれが教育・福祉・産業振興など、さまざまな分野で「よりよい佐倉市を作る」という使命感を持って働いています。
市に課された課題を解決し、市民サービスの維持・向上に努め、未来に希望の持てる「持続可能な佐倉市」を築くためには、熱意を持った人材の確保が不可欠です。今回は、佐倉市の職員採用についてお知らせします。
※試験案内は2ページに掲載しています

■歴史ある佐倉を支えてきたのは、今も昔も多様な「人の力」です
採用担当 人事課 清野副主幹

▽公務員の採用を取り巻く現在
求人数が求職者数を上回る、いわゆる「売り手市場」の状態が長く続き、また、かつてのように終身雇用に捉われることがなくなり、世代を問わず転職が当たり前になったことなどから、採用の現場は大きな変革期を迎えています。
これは自治体の職員採用においても同様です。私が入庁した20年前は、多くの若者が自治体職員を志望し、中途退職者は極めて少数でした。しかし現在、全国の自治体で中途退職者が急増し、売り手市場が加速したことにより、自治体は「選ぶ側」から「選ばれる側」になりました。いまや自治体が漫然と志望者を待つことは許されず、有能な人材を確保するためには、積極的にアクションを起こしていくことが必要になっています。
私たち人事担当者も、そのための新しい人事戦略が必要と感じています。

▽佐倉市の人事戦略
重要なことは、職員の多様な能力を引き出す仕掛けを用意することだと考えており、市としては以下の3点を進めています。
第一に、「採用試験の多様化」です。佐倉市では、昨年度から採用試験に「先行実施枠」を導入しました。先行実施枠の最大のポイントは、いわゆる「公務員試験対策」が必要な筆記試験を廃止し、多くの企業が採用時に用いている適性検査(SPI)を導入したことです。公務員試験対策には長い時間が必要であり、企業への就職活動との両立が厳しく、人材が企業に流れてしまう傾向がありましたが、これにより両立が容易になり、受験者の増加が見込めます。また、適性検査により、市が求める人材、適性のある人材を見極められるようになり、退職者の減少につながるものと考えています。
第二に、「事務職と専門職の融合」です。
市の事務職員は、バランスを重視した職員育成のため、基本的に3年から5年でさまざまな部署を異動します。一方、専門職は特定の業務に専念し、他の業務への従事することはほぼありません。
しかし、事務職員にも特定の分野の見識・能力が極めて高い職員がおり、専門職にも、事務職員のように幅広い分野にその能力を発揮する職員がいます。IT技能を駆使して情報処理技師のように活躍する事務職員、子育て支援施策を充実させるため、事務職員のように国庫補助制度を使いこなす保育士など、「ハイブリッド職員」たちの活躍はすでに始まっています。今後も、事務職と専門職の垣根を取り払い、誰もが能力を遺憾なく発揮できる「適材適所」を進め、各自のモチベーションを引き上げて組織の起爆剤になってもらいたいと考えています。
第三は「プロジェクトチームの支援」です。この点については、次ページで事例を交えて紹介します。

▽佐倉市は職員が才能を開花させることを応援します
さまざまなものが急速に変化していく現代、自治体もその波に乗っていく必要があります。そして波に乗るためには、その先頭に立つ、たくさんの可能性を秘めた豊かな人材が不可欠です。
歴史ある佐倉を支えてきたのは、今も昔も多様な「人の力」です。
就職について考えている皆さん、佐倉市であなたの才能を咲かせてみませんか?

■NEXT
次のページでは、実際に働いている職員へインタビューします!

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