災害時は公共交通機関が停止し、帰宅が困難になる可能性があります。少しでも早く自宅に戻ろうとたくさんの人が移動を開始すると、円滑な救助・救急活動に影響を及ぼします。また、火災や落下物などの二次災害に巻き込まれる可能性もあるため、むやみに移動しないようにしましょう。
・身の安全を確保し、その場からむやみに移動しない
・災害用伝言サービスなど、安否確認や情報交換の手段を家族や周りのかたなどと共有し、活用する
・移動が可能になった後に備えて、徒歩の帰宅経路や経路上の災害時帰宅支援ステーションを確認する
・交通情報や被害情報をこまめに確認する
・車で移動中、大きな地震の発生や緊急地震速報があった場合は、周囲の状況を確認しながらハザードランプを点滅させて左端に停車し、車から離れる場合は鍵をつけたまま離れる
■知るだけではなく、実践することが重要です
危機管理課 梅津主事
災害はいつ起こるかわからず、また、どんなことが起こるかもわかりません。日頃の備えが、自分や家族の命を守ることにつながります。
防災知識は、知っているだけでは役に立たず、それを実践できてこそ意味があります。防災キャンプは、専門的な道具や広い場所を必要とせず、家庭で楽しみながら、災害時に役に立つ知識を身につけられるので、誰もが気軽にチャレンジできます。ぜひ、みなさんのご家庭でも積極的に取り組んでいただきたいと思います。
また、家庭でできる防災対策としては、避難所までの道のりを自分で歩いて確認することなども大切です。市では、ハザードマップなどが記載されている「防災ガイドブック」を危機管理課で配布しているほか、市ホームページ(左記)でもご覧いただけます。ぜひご活用ください。
災害対策に関するお問い合わせ:危機管理課
【電話】484-6131
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