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自治体の皆さまへ

高齢者の相談窓口 地域包括支援センターです(19)

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千葉県八街市

■地域包括支援センターとは
高齢者が住み慣れた地域で安心して過ごすことができるよう、主任ケアマネジャー、保健師、社会福祉士などの専門職が連携をとり、高齢者の支援をします。「認知症や介護予防について知りたい」「退院後の生活が心配」「介護サービスについて知りたい」などお気軽にご相談ください。
今回は、「SOSネットワーク」についてです。

SOSネットワークとは、地域ぐるみでお年寄りや障がい者の生命と安全を守るため、佐倉市、八街市、酒々井町の関係機関、民間団体が協力し、行方不明になった人を発見・保護するシステムです。
認知症になると、物事を覚えていられず、日時や居場所がわからなくなることがあります。そんな時の備えとして「SOS高齢者等事前登録」を申請すると、靴のかかと部分に貼るSOSステッカーを配付します。このステッカーは反射材で作られ、登録番号が記載されており、外出時の交通安全、地域の見守り、行方不明の発見につながります。申請時に、上半身と全身の写真の提出が必要になります。
家族が行方不明になった時は、佐倉警察署生活安全課や八街幹部交番などに捜索を依頼します。捜索開始と同時に公共施設・ガソリンスタンドなど約180カ所にFAXが送信され、防災行政無線などで放送し、住民にも捜索協力を呼びかけることができます。行方不明者を発見した時は、佐倉警察署に連絡をお願いします。
また、連絡先を書いたメモを入れたお守りや、いつも着る上着に連絡先などを記入するなどの工夫も大切です。洋服の襟の後ろの部分に「連絡先」などと記載し、その裏面に住所・氏名・電話番号・旧姓・出身地などを記入しておくとよいでしょう。
SOSネットワークでは、位置情報検索装置の初期費用の助成も行っています。位置情報検索サービスとは、人工衛星を使った制度の高い測位システム「GPS」などで通信端末機器を持っている方の居場所を知りたい時は、加入したサービスセンターに電話、パソコン、携帯電話などから専用ホームページにアクセスし、位置情報を確認することができます。契約する前に、地域包括支援センターへお問い合わせください。

問合せ:地域包括支援センター
【電話】443-1207

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