市長のつぶやき No.19

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◆ボランティア活動って何だろう
11月8日は二十四節気の一つ立冬です。実際に朝晩の寒さも増していよいよ冬の訪れといったところですね。冬支度とともに、昼夜の寒暖差に体調を崩しがちな季節です。栄養バランスや運動なども意識し、体調管理にも努めていきましょう。
さて、今月号8ページで紹介しましたが11月23日(木)〜12月8日(金)まで、市社会福祉協議会および市ボランティア連絡協議会と市が連携し「ボランティアキャンペーン匝瑳2023」を実施します。改めてボランティアについて調べてみますと、ボランティアの語源は、voluntas(ウォランタス)(意志)というラテン語からきているといわれています。文部科学省の調べでは、ボランティア活動に参加した直接的なきっかけは自分の自発的な意志と答えた人が、回答の約半数を占めておりました。
何かに興味を持ち、その実情や現状を知ったことがきっかけであったり、自分自身が、何か不自由な体験をして、そこから誰かを助けたいと思ったなど、ボランティアを始めたいと思うきっかけは人それぞれ違いますが、地域や社会をより良くしていく意思をもった行動は、さまざまな体験や知識、技術を得ることができます。また、いろいろな人たちと知り合ったり、協力し合うことは、人とのつながりを広げるなど、活動する自分自身も豊かにしてくれる力を持っています。さらに、すでにある仕組みや発想にとらわれずに、何が必要とされるかを考えて実施することで、新しいサービスや社会の仕組みを生み出すことにつながることもあり、創造的な活動でもあります。市内では数多くの地域活動団体やボランティアグループが活発に活動しています。25日(土)に開催される集中イベントでは、ボランティア活動報告なども行われますので、ボランティア活動について知ることや考えるきっかけとしてみてはいかがでしょうか。
10月末から次年度の予算編成がいよいよ本格的にスタートしました。9月議会決算審査でのご意見や市民の皆さまからいただいた声を十分検討の上、引き続き市民の皆さまにお約束いたしました「6つのまちづくりビジョン」と「7つの重点施策」の推進に取り組み、「今住む人が幸せに暮らし、若者や子どもたちが住み続ける地域づくり」の早期実現に向けまい進してまいります。
匝瑳市長　宮内康幸