■伝統ある二つの中学校が閉校しました
白浜中学校と千倉中学校は、生徒数減少により学校再編が行われ、令和5年度末をもって閉校の運びとなりました。長きに渡り、大変多くの皆様の支えの中、それぞれの中学校は輝かしい伝統を築き上げることができました。
両校で開かれた閉校記念式典は、生徒や教職員の他、保護者や地域の皆様など多くの来賓を招き行われました。
□白浜中学校
白浜中学校は、昭和44年に白浜中学校と長尾中学校が統合して開校しました。
3月16日に開かれた閉校記念式典第一部では、全国でも珍しい5番まである校歌を歌い、代表の生徒による校旗返納が行われました。
閉校記念式典第二部として行われた閉校記念イベントでは、山車曳き回しや、地域とも関わりのあるDJ KOUSAKU氏を招いての企画が催され、多くの人が参加しました。地域の皆様に見届けられての閉校となりました。
□千倉中学校
千倉中学校は、昭和33年に七浦・千倉・健田・千歳の4校が統合して開校しました。
65年の歴史を持つ千倉中学校の校記念式典は、3月23日に開催されました。校歌斉唱はピアノ伴奏ではなく、吹奏楽部の演奏に乗せて歌われ、迫力あるものとなりました。
閉校記念式典第二部として開催された閉校記念イベントでは、千倉中学校の卒業生である、放送作家の鈴木おさむ氏による講演や、生徒会企画の餅投げなどが行われ、最後に校歌を歌い、千倉中学校の締めくくりとなりました。
■地域の誇りと大きな志を胸に 南房総中学校 開校
令和6年4月5日に、白浜中学校と千倉中学校の統合校「南房総中学校」の開校式が行われました。この日を迎えるまで、学校再編検討委員の皆様をはじめ、多くの方々の御尽力を賜りました。
石井市長による開校宣言の後、新しい校旗が授与され、生徒会長により披露されました。
国本校長は学校方針「地域の誇り・大きな志」を発表しました。
また、校歌を作詞・作曲した山口惠子氏から、歌詞に込めた想いが語られ、生演奏にて校歌が披露されました。
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