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広報レポーターが気づいたまちの魅力 住みよさ実感

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千葉県印西市

■「災害時協力井戸」って何だろう
広報レポーター 渡辺一夫(原)
近年、気候変動による災害が頻発しています。そんな折、市では「災害時協力井戸」を募集しているとのこと。災害時に真っ先に必要なのは水となるため、耳慣れない災害時協力井戸とはどのようなものかを調べてみました。
まず、市の防災課の担当者に話を聞くと、避難所に指定している小中学校や、市役所、北総浄水場など計10カ所が災害用井戸・給水拠点になっており、これを補うものとして、井戸を持つ市民にボランティアで提供してもらっているものが災害時協力井戸であるそうです。市には、現在14カ所が登録されており、目印として、いんザイ君が描かれたステッカーが貼られているとのことです。
実際に、災害時協力井戸を見学するため、市民のI氏(木下在住)宅を訪問してみました。提供する電動ポンプ井戸は、夜間も使えるように照明が設置されており、飲み水としても日頃から使われているとのことです。同氏は自宅にある井戸の他、上町観音堂(木下)で手水用水として利用されている手動式ポンプ井戸も管理しており、こちらも災害時協力井戸として提供しているとのことでした。
また、木下万葉公園の近くにある「むじな池」も災害時協力井戸になっており、よく見ると電動ポンプが設置され、ステッカーが貼られていました。
市内でも、いつどんな災害が発生するか分かりません。そのような時に備えて、生活用水の確保に協力してくれるボランティアがいることは本当に心強いです。皆さんも、家の近くにある災害時協力井戸を確認し、災害に備えてみてはいかがでしょうか。

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