■デジタル食育について知ろう!
デジタル食育とは、ホームページやSNSを利用した食についての情報発信や、オンライン会議システムを使用した講演会などの食育活動のことです。デジタル食育と聞くと難しいことだと思うかもしれませんが、例えば、レシピ動画をスマートフォンで視聴することもデジタル食育の活用に含まれます。3月に農林水産省が発表した「食育に関する意識調査報告書」では、デジタル食育の活用者は国民の2割以上となり、メリットの第1位は「好きな時間や短時間に利用できる」でした。
企業や自治体で行われているデジタル食育の中には、オンラインで自社製品の製造工程を紹介するオンライン工場見学や、地元農家で栽培の様子を撮影して、学校で動画を視聴しながら農業技術を学ぶ取り組みなどもあります。
デジタル食育は一度にたくさんの人に発信できるため、食育のきっかけ作りになります。一方で、食事は目や耳だけでなく五感を使うため、実際の体験も重要です。身近で手軽なデジタル食育の良さを取り入れながら、五感を生かす体験を組み合わせて食育活動を行うことが、今後の課題となっています。
市では、市公式ユーチューブでのレシピ動画や生活習慣病予防・改善に役立つ動画の配信、市ホームページや市公式エックス(旧ツイッター)での野菜いっぱい食育レシピの掲載、オンライン会議システムを使用した離乳食教室の開催などのデジタル食育を行っています。
興味のある人は、市ホームページまたは市公式SNSをご覧いただき、ぜひ、身近なデジタル食育から活用してみてください。
問合せ:中央保健センター
【電話】42-5595
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