高齢者虐待は、高齢者の世話をする養護者から、65歳以上の高齢者への重大な権利侵害で、養護者が本人のためと思い、気付かずに行っている場合もあります。
◆高齢者虐待の種類
・身体的虐待…殴る、蹴る、叩く、リハビリと言って歩く練習を強いるなど
・心理的虐待…怒鳴る、脅す、無視するなど
・介護・世話の放棄や放任…食事や水分を与えない、着替えや入浴をさせずに汚れた状態でいさせるなど
・性的虐待…性的な行為の強要、着替えの介助時に下半身を露出したままにするなど
・経済的虐待…本人の預貯金を搾取する、使わせないなど
◆すぐに相談しましょう
高齢者虐待防止法には、虐待の防止、高齢者の保護と同時に、養護者への支援も規定されています。
介護などにより、ストレスを抱えて悩んでいる養護者は、1人で悩まずに、各地域包括支援センターなどに相談しましょう。また、虐待を未然に防ぐためには、地域での見守りが大切です。気になることがあればご相談ください。なお、通報者の情報は守秘義務により守られます。
◆地域包括支援センター
問合せ:高齢者福祉課包括支援係
【電話】33-4593
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