加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能など)が低下し、社会とのつながりが弱くなった虚弱の状態を「フレイル」といいます。
フレイルは、要介護状態に至る前段階として位置づけられていますが、適切な支援を受けることによって、生活機能の維持や向上が可能です。早期発見・早期対応ができれば、フレイルの状態から健常に近い状態へ改善することが期待できます。
また、フレイルの前段階として「オーラルフレイル…口腔(こうくう)機能の虚弱」もあります。歯の数や口腔環境が変化すると、かむ・飲み込む・話すなどの機能が低下し、そのまま放置することで食事が取りにくくなり、低栄養や誤嚥(ごえん)性肺炎をはじめ全身的なフレイルにつながります。
お口などのわずかな変化を見逃さずに、フレイル状態を早期発見し、健康寿命を延ばしましょう。
問合せ:健康増進課健康支援係
【電話】42-5595
■健康法を聞いてみました
市内在住の吉田さん。健康の秘訣は「妻が作ってくれた料理をおいしく食べること」。そのために、食前後の歯磨きと、1口につき40回かむことを意識しているそうです。そのおかげで、現在でも歯は全て自分の歯とのこと。その他にも、毎日20分以上の運動は欠かさない、視力1.1を維持するために、眼を乾かさないよう目薬を活用するなど、健康維持のための取り組みを教えてくれました。
問合せ:秘書広報課広報広聴係
【電話】42-5117
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