■苦労をたたえ合う
11月14日(火)に地域ネットワーク「タコ足ケアシステム」と多古町地域自立支援協議会が、コミュニティプラザ3階多目的ホールでナイスクロー大会を開催しました。
つながりを深め、団結力を高めることを目的に開催され、福祉事業者や行政職員など、さまざまな方が仕事や身の上で起きた「苦労」を語りました。ある人は仕事で体験した奇天烈な出来事、またある人は家族にも内緒にしている秘め事など、バラエティに富んだ苦労話を披露し、会場を盛り上げました。
大会終了後には参加者同士で会話も弾み、一体感が生まれていました。
■アートでつながる多古の輪
わぁーかちぃーとを会場に11月12日(日)から30日(木)までの期間で「つなぐ×つなぐ展」が開かれました。年齢や性別、境遇を超え、アートで地域交流を深める企画「多古で繋がる『ライフワークの輪』」の第2回目となる今回は、町内で活動する芸術家が町内福祉施設やデイサービス施設の利用者が描いた絵を基に、洋服や立体オブジェなどを制作。アクリル板で作られたハイビスカスのオブジェ、絵を布生地に使用したテディベアなどが会場を彩りました。
■医療の仕事を学ぶ
11月30日(木)、多古第一小学校の6年生を対象に、医療従事者の仕事を学ぶ授業が行われました。
多古中央病院の医師・看護師・薬剤師・理学療法士ら医療スタッフが講師を務め、けがをした患者さんが救急で運ばれてからの治療やリハビリなどの様子を再現しながら授業を行いました。子どもたちは、医療スタッフの役割の違いや連携の仕方を楽しみながら学ぶことができました。
また、それぞれの仕事内容や、どうすればその職業に就けるのか、どんな苦労があるのかなど、医療従事者の生の声を聞くことができました。無限の可能性を秘めた子どもたちにとって、将来の仕事を考えるきっかけになりました。
■ディビッド・シム氏によるまちづくり講演会が開催されました
11月25日(土)、スウェーデンの世界的建築家ディビッド・シム氏による講演「まちづくりで多古を耕す」が、たこらぼで開催されました。
「地域に今あるものを生かした、やさしいまちづくり」という視点でシム氏が講演しました。その後、多くの外国の写真から多古町にあれば良いと思うものや風景を参加者が選んでいき、それを発表するワークショップが行われ、参加者同士がまちづくりのアイデアを共有することができました。
参加者からは、「とても参考になる考え方だった」「思いを共有できて良かった」といった声が聞かれ、充実した講演会となりました。
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