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おおたき議会だより-一般質問

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千葉県大多喜町

4名の議員が町政を問う

○山田久子議員
1 アピアランスケア支援事業の創設について
2 災害ボランティアセンターについて
3 防災対策について
4 物価高騰対策について

○山口定夫議員
1 安全・安心なまちづくりの「防犯」について

○根本年生議員
1 台風13号の豪雨による災害の早急な復旧と減災・防災対策について
2 大多喜町国土強靭化地域計画について

○渡辺八寿雄議員
1 地域コミュニティの充実に係る町の支援について

■山田久子議員
▽アピアランスケア支援事業について
問:アピアランスケア支援事業の創設を望むが考えを伺う。
答:がん患者が負う心理的・経済的負担を軽減し、社会参画や生活の質の向上のためにも、アピアランスケア支援は必要と考え前向きに検討します。

▽台風13号の対応・検証・対策などについて
問:「災害ボランティアセンター」について、台風13号での取り組みと今後の設置・運用に関する考えを伺う。
答:町と社会福祉協議会で協議の上、災害ボランティアセンターは設置しませんでしたが、高齢者世帯など災害弱者へボランティアの派遣など一定の支援を実施しました。
今後は、今回の教訓をもとに被害の状況などから災害ボランティアセンター設置の判断をし、運用にあたっては、県社会福祉協議会や県災害ボランティアセンターなどと連携を図っていきたい。

問:台風13号による内水氾濫の主な箇所の原因の検証と今後の対策について伺う。
答:時間雨量60mm以上が2時間続き夷隅川の増水が主な原因となります。
今後もそれぞれの場所に応じた河川整備、浸水対策を講ずるよう引き続き、粘り強く県に要望していきたい。
また、ソフト対策として町民の早期避難を実現するため、防災行政無線、おおたき通信の普及促進、自主防災組織との連携、防災訓練の実施など取り組んでいきたい。

▽物価高騰対策について
問:国の「物価高騰対策」に関係する町の取り組みについて伺う。
答:物価高騰の影響を受けている生活者や企業者へ対し、地域の実情に応じた必要な支援を実施していきたい。

■山口定夫議員
▽防犯灯について
問:総面積129・87平方キロメートルと県内の町村で最も広大な面積を有する本町にあって、防犯灯の設置目標数が年2基は少なくないか伺う。
答:防犯灯のLED化を実施するにあたり、各区には新規の設置要望を伺い、希望に応じた防犯灯を設置したところです。
防犯灯設置目標は、道路改良や住宅事情などを勘案し、年間2基程度の新設を計画しています。

新規設置実績:
・令和3年度…4基
・令和4年度…5基

▽防犯カメラについて
問:防犯カメラの設置効果をどのように考えるのか。
答:防犯カメラは、町民などが安全で安心して生活することができる地域社会を実現するため、犯罪抑止や犯人検挙などの側面で効果があると考えます。一方、プライバシー保護の観点から、慎重に設置、管理、運用を行う必要もあります。

問:犯罪の抑止、見守りなどのため、学校など教育施設、通学路(町道)などへ防犯カメラを設置する考えはないか。
答:一般的に現在の防犯カメラは犯罪が起きてからの犯人の特定などには効果があると思いますが、常時監視するような体制が整備されない状況では、犯罪を未然に防ぐことに関しての抑止効果は限定的ではないかと考えます。
そのようなことから、通学路への防犯カメラ設置は現在考えていませんが、学校など教育施設への設置は、学校と協議していきたい。

■根本年生議員
▽台風13号に伴う災害対応について
問:台風13号の災害は道路や崖崩れなど老川、西畑地区に集中している。どのように考えるのか伺う。
答:道路災害への対策は、現地の状況や要望など考慮し、計画的に改良工事を進めています。また、山間部は迂回できない場所も多いことから、今後早期復旧に向けた体制づくりに努めていきたい。

問:被災した私有地の復旧を促進するため、新たな支援策が必要ではないか。
答:現在、私有地の土砂撤去などに対する支援はありませんが、他の自治体では費用の一部を助成している事例もありますので、関係課で協議していきたい。

問:田丁地先の特別養護老人ホームは大雨により周囲が池の状態になり、一両日孤立しました。対策はどうなっているのか。
答:施設の孤立への支援については、町の防災関係機関などが所掌する業務の対応により、それぞれ協力いただきながら必要な対応を図っていきたい。

問:崖崩れを防ぐため、急傾斜地崩壊対策工事を町が主導して積極的に行うべきではないか。
答:この事業は、所有者などが工事を行うことが困難な場合など県が代わりに対策工事をするもので、事業の仕組みの周知が重要と考えます。
県と連携し、要望に応じ説明会を開催していきたい。

問:国県の職員の皆さまが災害支援に駆けつけてくれています。大変ありがたいことです如何か。
答:甚大な災害からの復旧、復興のため手厚い応援、優先的な協力体制をしていただいていることに心より感謝しています。広

■渡辺八寿雄議員
▽大学院生による地域活性化計画について
問:大学院生による夷隅地域活性化のための独自プランが発表されました。考案されたプランについて採用を検討できないか伺う。
答:本町が発祥の天然ガスを活用した作品のブランディング化やアーティストの誘致など着眼点が素晴らしいプランもありました。大多喜らしさのPR、観光資源の活用、移住定住者の増加などにつながる事業への参考にしたいと考えます。

▽町道等維持補修事業補助金について
問:町道等維持補修事業補助金交付要綱が創設されました。町道などにはみ出した枝などの伐採作業に活用できないか伺う。
答:町が実施しなければいけない伐採作業(町有地である道路などから伸びている竹木の伐採)を自治会で実施していただける場合に補助対象となります。
実施の際には、現状の確認や作業内容など相談させていただきます。
なお、私有地から車道などに越境している竹木の伐採は、従来どおり原則所有者が行うことになります。

▽地区社協などへの事業費支援について
問:高齢者の孤立化対策について活動している地区社協や日赤奉仕団などに対し、事業費などの事業支援を更に拡充できないか伺う。
答:社会福祉協議会の活動には町から補助金を支出しています。
この補助金から地区地域ぐるみ福祉協議会に対して活動費が支出されていることを考えると、事業費の面においては間接的であるものの支援しているため直接補助金など支出する予定はありません。

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