子どもたちが遊び、学び、成長のために欠かせない重要なエネルギー源となるこども園の給食。今回の特集は、子どもたちの健康と健やかな成長を支える山武市のこども園給食の魅力にせまります。
「子どもたちが好むものだけでなく栄養バランスを考えた献立づくりを心がけています。旬の食べ物やさまざまな調理方法を取り入れて豊かな食経験をしてもらえたら。」と栄養士さん。取り組みを物語るエピソードがこちら。
スーパーの総菜コーナーで、園児「ママ、これ買って。」ママ「・・あれっ、ひじきの煮物を家で食べたことあったかしら。」聞くと、こども園の給食で食べ、とても美味しかったそうです。
◆たくさんの思いをのせて
毎日、各園の調理室では調理員さんが献立に基づき、普通食・離乳食(中期・後期・完了期)・アレルギー食と園児一人一人に対応した作り立ての温かい給食を提供しています。汁物や煮物は、煮干しやカツオ節からとったダシが使われています。天然の旨味成分たっぷりのダシを使う料理は、素材の味が引き立つ薄味仕立てで、さらに加工品は極力避けてハンバーグやコロッケなど手作りで提供されています。園児に一番人気の「鶏のからあげ」と「ラーメン」も塩分控えめのやさしい味わいです。また、給食を通じ魚には骨があるのでよくかむことを伝えながら、安心安全な給食のために、骨の多い魚は調理員さんが一つ一つ丁寧に取り除いています。他にも、食物繊維を補うため白米に「もち麦」を加え炊くなど、美味しさに加え栄養面も配慮されています。
食材や味付けが重ならないように、アレルギーのある園児もお友だちと同じ給食が食べられるよう工夫を凝らす栄養士さん、「子どもたちの成長が楽しみ」という調理員さん、毎日新鮮な野菜・果物や国産肉、魚などを届ける市内の食材店さん、食材等の生産者さん、園の先生方。子どもたち一人一人のお皿とお茶碗の中は、関わる人たちの愛とぬくもりに溢れています。
食の恵みと多くの方の思いに「いただきます。」今日もまた、笑顔いっぱいの給食が始まります。
◆こども園給食のレシピ
◇~ひじきの煮物~
[材料]
・ひじき…10g
イ)ニンジン…20g
イ)キャベツ…20g
ロ)高野豆腐…1個(10~15g)
ハ)油揚げ…1/2枚
・油…小さじ1
ニ)カツオダシ…60ml
ホ)砂糖…小さじ1
ホ)しょうゆ…小さじ1
[作り方]
(1)ひじきは水で戻し、イ)は千切りに。
(2)ロ)はお湯(50~60℃)で戻し、食べやすい大きさに切る。
(3)ハ)は熱湯で油抜きし、細切りに。
(4)フライパンに油を入れて熱し、材料を入れてよく炒めたら、ニ)とホ)を加えて煮る。
▽こども園給食
↓レシピはこちら
詳しくは広報紙掲載のQRコードをご覧下さい。
◆〈PICKUP〉しらはたこども園
0歳児・1歳児の給食タイム
10:45 洗面台で手をゴシゴシ
↓
10:50 スプーンとフォークの用意をして
↓
10:55 手を合わせて「〇△♪☆まちゅ!!」
↓
11:00 モグモグゴックン食事中
↓
11:20 「あ~おいちい。ちょっとだけお昼寝zzz」
◆9月26日(火)に提供された献立紹介
ご飯、タンドリーチキン、コーンサラダ、ホワイトスープ、オレンジ、(牛乳)おやつバナナ、ゼリー
※アレルギー食は青いラップで見分けをつけています。
毎日、園長が検食しています。
※詳しくは広報紙P2をご覧下さい。
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