■森林環境譲与税を活用して森林整備を進めています
我が国の国土の3分の2を占める森林は、水を育む、気候変動を緩和する、山地の災害を防止するなどの多面的機能を持っており、SDGsの達成には必要不可欠です。
令和元年度から森林環境譲与税として国から地方に財源が譲与され、より良い森林づくりに取り組んでいます。
市では、山武市森林づくり審議会を設置し、専門家や関係者のご意見を伺いながら、森林環境譲与税を森林の再整備や担い手支援、子どもへの森林教育やサンブスギのPRなどに活用しています。
活用の詳細は、市ホームページでご確認ください。
◆森林整備
◇自伐型林家への支援
・林政アドバイザーの活用
・台風や病気の被害のあった森林の再整備の支援
◇新規担い手の育成
◆森林への意識向上
◇小中学生に向けての森林教育
・木育インストラクターの養成
◆木材の利活用
・市内産木材を活用した建物への支援
・サンブスギ製看板の設置
▽市ホームページ
※広報紙掲載のQRコードをご覧下さい。
問合せ:農政課
【電話】0475-80-1213
■暮らし・環境
◆春の全国火災予防運動
「火を消して 不安を消して つなぐ未来」
3月1日から7日まで、春の全国火災予防運動を実施します。
この季節は空気が乾燥し、火災が発生しやすくなります。火災から大切な命と財産を守るため、「住宅防火いのちを守る10のポイント」を実践しましょう。
◇4つの習慣
(1)寝たばこは絶対にしない、させない。
(2)ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
(3)こんろを使うときは火のそばを離れない。
(4)コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
◇6つの対策
(1)火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
(2)火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
(3)火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類およびカーテンは防炎品を使用する。
(4)火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
(5)お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
(6)防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
《住宅防火いのちを守る10のポイントの考え方》
問合せ:消防防災課
【電話】0475-80-1119
◆自動車の盗難事件が多発しています
千葉県では自動車盗難が多発しており、令和5年10月末現在の認知件数は623件、全国最悪となっています。山武警察署管内でも同時期に18件も発生しています。皆さんもしっかりと自動車の盗難防止対策を講じましょう。主な手口は次のとおりです。
◇CANインベーダー
車の伝送路に専用端末を直接接続し、車の頭脳に当たるECU(電子制御装置)に侵入してドアロックを解除しエンジンを始動して盗む手口です。
◇リレーアタック
スマートキーが発する微弱な電波を拾って増幅し、車両まで中継していくことにより、ドアのロックを外してエンジンを動かし、車を盗み出す手口です。玄関先の鍵から発する電波を拾い、特殊機器を経由して電波を増幅して中継する必要があり、複数人が必要とされています。
◇イモビカッター
専用の道具で、車の盗難防止システムであるイモビライザーを無効化し、キーの本来のIDを書き換えて、車を盗み出す手口です。
◇コードグラバー
鍵を複製する装置で車から発せられる電波を受信し、車のIDを解析した上で、鍵を複製し、車を盗み出す手口です。複数人は必要とせず、スマートキーに近づく必要もないことから、対策が難しく、被害をより防ぎづらい手口となります。
・車から離れる際は、短時間であっても必ず施錠しましょう。施錠をしていない、窓が開いたままの状態で駐車している車は泥棒に狙われます。
・窃盗犯が敷地へ入らないよう、防犯カメラ、センサーライト、センサーアラームなどの装置を設置すると効果的です。
巧妙化する盗みの手口に対抗する盗難防止グッズである、ハンドルロック・タイヤロック・センサーライト・盗難警報装置・盗難防止ステッカー・スマートキーケース(電波を遮断するケース)などを適切に活用することで、盗難防止の効果が高まります。さらにイモビライザーや警報装置に加えて、バー式ハンドルロックなどの物理的な盗難防止対策を講じると効果的です。
問合せ:山武警察署生活安全課
【電話】0475-82-0110
■成田空港の運用状況
令和4年度の成田空港の運用状況を下表のとおりお知らせします。
成田空港では、新型コロナウイルスの世界的な流行に伴い、令和2年度は年間発着回数・航空旅客数ともに大幅減となりましたが、令和4年度の年間発着回数は、17.7万回(令和元年度比68%)、航空旅客数は2,051万人(令和元年度比49%)まで回復してきております。
また、国際航空貨物量につきましても、対前年度比では減少しているものの、好調に推移しております。
◆航空取扱量の推移
◆滑走路別離着陸状況(令和4年度)
※空港南側の離着陸機が山武市の上空を飛行しています。
※B滑走路は、令和3年12月2日から令和4年8月24日までの間、誘導路工事のため原則空港南側の離着陸はしておりません。
問合せ:空港地域振興課
【電話】0479-80-7115
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