■『資源循環の促進』
「きさらづ地域循環共生圏」の創造に向けた取り組みのテーマの一つに「資源循環の促進」があります。これまでの社会経済活動の進展やライフスタイルは、資源の大量消費やごみの大量発生、海洋プラスチックごみによる地球規模の環境汚染など、さまざまな環境問題を引き起こしています。また、令和5年には日本をはじめ、世界中の年平均気温が観測史上最高を記録し、気候変動や生物多様性(※)の損失といった「危機」に直面しています。
このような中、本市では廃棄されるごみを出さないようにし、ごみを資源として循環利用することで、環境への負荷を減らし、経済的な利益を生み出す「循環型経済(サーキュラーエコノミー)」を目指しています。
「下水汚泥」、「衣類」、「有機性廃棄物(剪定枝、給食残渣)」、「アルミ廃棄物」、「クロダイ(食害)」をはじめ、限りある資源がこれからどのように循環すればさらなるリサイクル率向上、資源循環促進につながるのかを市民・企業・団体さまざまな立場から考えていきます。
※「生物多様性」とは、さまざまな生きものがいて、つながり合っていることをいいます。環境省では、生きものがすむ場所がたくさんあるという「生態系の多様性」、さまざまな生きものがいるという「種の多様性」、同じ種内でも多様な個性があるという「遺伝子の多様性」の3つの多様性があるとしています。
■「きさらづ地域循環共生圏」の創造に向けた取り組み
次回は、「食・有機農業」について紹介します。
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