お口の健康づくりを見直してみましょう
とうがね健康プラン21(第2次)推進中
■11月8日は「いい歯(118)の日」です。
日本歯科医師会が提唱している「いい歯の日」。80歳で20本以上の歯を残す、8020(はち・まる・に・まる)運動の一環として設けられた日です。
最近、食事中にむせる、硬いものが食べにくくなった、滑舌が悪くなったなどの症状はありませんか?これらの口のささいな機能の衰えを「オーラルフレイル」といいます。
食べ物を噛かんで飲み込む、話をする、表情を作るなどの基本的な口腔機能の低下だけでなく、心身の衰え(フレイル)にもつながることが分かってきています。健康のためには歯や口腔機能の予防も重要ということですね。
平成30年度には、千葉県歯科医師会が「8029(はち・まる・肉)運動」を策定し、「80歳になっても肉などの良質なタンパク質を食べて介護いらずの元気なご高齢の方を増やそう」と推進しています。国の調査では、歯を失うと、「何でも噛んで食べられる人」の割合も減少することが分かっています。しっかりと噛んで食べるためには、歯の喪失原因である、むし歯や歯周病から歯を守ることが重要です。日々の歯みがきに加えて、かかりつけの歯科医院をもち、年に1度は定期検診を受けましょう。
「いい歯の日」を機会に、お口の健康づくりを見直してみませんか。
◇食べる・飲み込む・話す機能を保つための口腔体操
唇や舌、口周りの筋肉などを意識して動かすことで、スムーズに食事や会話ができるようになります。
・舌の体操(下の動かす力を鍛えます)
※適度に舌に力を入れて動かしましょう。(1)〜(4)をそれぞれ5回ずつ行います。最初は鏡を見ながら行ってみましょう。
(1)舌を前に出す→舌を奥に戻す
(2)右に出す→左に出す
(3)上に出す→下に出す
(4)唇をなめるように口の外に回す(左回し・右回し)
※体操図は本誌またはホームページをご覧ください
問合せ:健康増進課
【電話】50-1234
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