市内にはこの季節に出かけたい場所もたくさん。冬ならではのバードウォッチングスポットや、新年だからこそ松戸を代表する歴史的建造物を訪れるのもおすすめです。
■冬はバードウォッチングが楽しい
冬はバードウォッチングのベストシーズン。市内では、東京ドーム11個分もの広さがある21世紀の森と広場がバードウォッチングスポットとして知られており、園内の千駄堀池は中央に水鳥のための島がある他、自然観察舎もあり、野鳥観察に適しています。また、留鳥としてオオタカやカワセミが生息しているため、一年を通して野鳥観察が楽しめ、とくに冬は人気の野鳥・ルリビタキも見ることができます。その他、ふれあい松戸川もおすすめのフィールドです。
(ア)21世紀の森と広場~貴重な自然が残る、広大な都市公園
自然を生かして作られた50.5haもの広さを誇る公園。
千駄堀池を中心に、森や広い芝生もあり、多彩な楽しみ方ができます。
開園時間:9時~16時30分(2月末まで)
休園日:12月30日〜1月1日〔自然観察舎は月曜(祝日の場合は翌日)と12月28日~1月4日〕
住所:千駄堀269
問合せ:同広場管理事務所
【電話】047-345-8900
(イ)ふれあい松戸川~野鳥観察にもぴったりな水辺空間
江戸川河川敷内を流れる河川で、動植物の豊かな生態系が築かれています。
総延長:約6km
問合せ:河川清流課
【電話】047-366-7359
■松戸が誇る歴史的な邸宅
(ウ)戸定邸~四季折々に楽しめる歴史的建造物と名庭園
徳川昭武(あきたけ)(徳川慶喜の弟)の私邸として明治17(1884)年に建てられ、一般公開されている日本で唯一の明治期徳川家の住居。邸宅を囲む見事な庭園は、徳川昭武本人の希望が反映されています。中でも東屋庭園は、江戸川と富士山、スカイツリーを望むビューポイントです。また、併設する戸定歴史館では、慶喜・昭武関係資料を展示しています。
入館時間:9時30分~16時30分(閉館17時)
休館日:月曜(祝日の場合はその翌日)、12月28日~1月4日
入館料:一般250円(戸定歴史館は150円、共通入館料320円)
住所:松戸714の1
問合せ:戸定歴史館
【電話】047-362-205
(エ)古民家「旧齋藤邸」~茅葺(かやぶ)き、寄棟造(よせむねづくり)の近代初頭の邸宅
明治34(1901)年に建てられた住宅で、敷地面積は5,500平方メートル。江戸時代以来の伝統的な農家住宅の造りに近代的な要素が加わった、近代初頭の景観を今に伝えています。現在は生涯学習の場として利用されており、竹紙工房では庭園の竹を利用した竹紙作りも体験できます。見学・体験無料。
入邸時間:10時~12時・13時~15時30分(閉邸16時)
休邸日:日・月曜、12月28日~1月4日
※臨時休邸あり
住所:紙敷588
問合せ:文化財保存活用課
【電話】047-382-5570
※10人以上の見学は要予約
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