今年の夏は暖かい空気に覆われやすく気温が高くなるといわれています。昨年の市内での熱中症(疑いを含む)救急搬送人数は244人で、3年前から1.8倍にも増加しました。日常でできる適度な運動や入浴で汗をかき、夏本番前から暑さに負けない体を作りましょう。詳細は厚生労働省ホームページをご覧ください。
松戸市お知らせキャラクター・まつまつ「急激に気温が上がった日は要注意だよ!」
■暑さを避ける
屋内では扇風機やエアコンで室温が28度になるよう調節しましょう(設定温度は26度~28度)。温度計で室温をこまめにチェックすることが大切です。屋外では日傘や帽子を着用し、暑い日の外出はできるだけ避けましょう。
■こまめに水分補給を行う
のどが渇く前に水分を補給することを意識しましょう。
・通常の水分補給は水や麦茶で行いましょう
・運動時や外出時に大量に汗をかき体内から水分が失われたときは、塩分・糖分が含まれた経口補水液やスポーツドリンクなどを翌日まで十分に補給しましょう
■体に熱がこもらないようにする
通気性が良く速乾性のある衣服を着用し、保冷剤や冷たいタオルで体を冷やすようにしましょう。
■子どもの体調の変化に注意する
子どもは体温調節能力が十分に発達していないため熱中症のリスクが高くなります。子どもの様子や汗のかき方をよく観察しましょう。
松戸市お知らせキャラクター・まつまつ「暑い環境に子どもを置き去りにしないよう注意しましょう。」
■屋内での熱中症に注意!
気温や湿度が高い環境などは熱中症になりやすく、屋外だけでなく屋内での発症も多くなっています。特に高齢者は暑さやのどの乾きを感じにくく、体温調節機能が鈍くなるため、熱中症の発症リスクが高く、注意が必要です。
◇こんなときは注意!
・熱帯夜の翌日
・睡眠不足や体調不良のとき
・暑さに慣れていない今の時期
↓
◇熱中症にならないために
・規則正しい食生活を心がける
・適度な運動で暑さに慣れる
・睡眠の環境を整え、しっかり眠る
■こんな症状は熱中症かも?
◇軽症
・めまい
・立ちくらみ
・生あくび
・筋肉のこむら返り
↓
症状が進むと…
↓
◇中等症
・頭痛
・不快感
・吐き気
・嘔吐(おうと)
・倦怠(けんたい)感
↓
さらに症状が進むと…
↓
◇重症(救急車を呼ぶ)
・けいれん
・手足の運動障害(歩けないなど)
・意識障害(呼びかけに対し反応がないなど)
※中等症や重症から症状が始まることもあります。
■熱中症かも?と思ったら
(1)涼しい場所に避難
エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰などに避難する
(2)衣服を緩め、体を冷やす
動脈が通っている首の周り・脇の下・足の付け根などを冷やす
(3)塩分・水分を補給する
自力で水分が取れないなど症状が重いときは医療機関を受診しよう
問合せ:健康推進課
【電話】047-366-7481
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