少子高齢化の進行やライフスタイルの多様化により、地域での交流の希薄化などが心配されています。ご近所の方と日頃からの顔の見えるお付き合いは、気軽に協力し合える温かな関係を育み、いざという時に助け合える大きな力になります。
■38の自治組織の活動は地域の日常を支えています
~居住する自治組織の活動に、目を向けてみませんか~
◆自治組織の主な活動
※活動内容は、自治組織によって異なります。
▽地域の安全安心のために
・防災訓練
・災害時の助け合い活動
・防犯パトロール
・交通安全の呼びかけ
日頃から住民同士の助け合いにより、迅速な対応ができるよう自治組織では防災訓練を行うなど、いざという時に備えています。
▽きれいな地域づくり
・ゴミ集積所の管理
・資源物などの集団回収
・公園の清掃
・花植え活動
定期的な美化・清掃活動などを行うことで、より良い地域環境をつくっています。
▽見守り・支え合い
・子どもや高齢者の見守り
地域が一丸となり、「犯罪は許さない、子どもたちを守るんだ」という姿勢を示すことで、不審者が近づきにくい環境をつくりあげています。
▽ふれあい
・お祭りやもちつき大会などのイベントでの地域交流
地域の回覧などで楽しい情報から地域の役立つ情報を得ることができます。
▽広報活動
・回覧
・地域の会報
地域の回覧などで楽しい情報から地域の役立つ情報を得ることができます。
問合せ:くらし安全課協働推進室
【電話】33-7710
■災害時こそ地域の力が必要です
能登半島地震などの大規模災害時の教訓から、安否確認や避難所の運営など、自治組織としての活動や助け合い(共助)の大切さが見直されています。
平時でさえ一軒の火災には数台が出動するのですから、同時多発的に災害が起きたときには、全ての被災箇所に消防車や救急車は駆けつけられません。
また、一人の負傷者を運び出すのには6人の力が必要だと言われます。
大災害のときの事実上の命綱は、身近な人同士のささえ合いなのです。
ご家族とはぐれたお子さんが、避難所で「知らない人」に囲まれてる場面を想像してみてください。
混乱や不安の中では、「知っている人」の存在は大きな安らぎです。日頃のささやかなご近所付き合いは、いざというときのお守りです。
■自治組織への加入者の声
・引越しを機に自治会に加入しました。子どもが小さい時には子ども会で、子育てが終わった今では地域行事などの自治会活動を通じて、温かい人の輪ができています。そうした人たちとの助け合いのありがたさを痛感しています。(40代女性)
・自治会のお祭りやイベントに参加することで、さまざまな世代の方々と親交を深めることができました。何か大きな災害の際には顔を合わせた地域の方々がいるので、みなさんと声を掛け合うことができ安心できると思います。(60代男性)
■自治組織への加入を希望の方は…
くらし安全課協働推進室までご連絡ください。自治組織の活動について概要をご説明します。
※お住まいの自治組織の代表者や役員がわかる方は、直接お問い合わせください。
問合せ:くらし安全課協働推進室
【電話】33-7710【FAX】95-4274【E-mail】katsudou@town.sakae.chiba.jp
■自治会などへの加入促進に関する協定を締結
1月31日に(一社)千葉県宅地建物取引業協会印旛支部、栄町地区連絡協議会、栄町の3者で栄町における区・自治会・町内会への加入促進に関する協定を締結しました。
この協定は、町内に不動産を購入された方や、賃貸契約された方に対し自治会などの活動を知ってもらう機会の充実を図るため、(一社)千葉県宅地建物取引業協会印旛支部に加盟している不動産事業者を通じて自治組織への加入促進に関するチラシを配布し、加入の呼びかけにご協力いただくものです。
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