■税金は納期内に納めましょう
市では、10人中9人以上(徴収率約94パーセント)の人が納期限内に税金を納めており、期限内に納税していない人は非常に少数派です。
しかしながら税金の滞納は、税負担の公平性を著しく欠くほか、市全体の行政サービスに影響を及ぼす恐れがあるため、滞納者に対する財産の差押えなどの滞納処分を強化しています。
■市税の納付は口座振替が便利です
金融機関の預貯金口座から市税などを引き落としすることができます。納付のたびに金融機関などへ出向く必要もなく、納め忘れがないので延滞金のリスクがありません。
▽コンビニやスマートフォンを使ったオンライン納付もできます
金融機関でなくても、近くのコンビニエンスストアで納付ができるほか、令和5年度かは納付書に印字されたQRを読み取ることで、スマホ決済アプリやクレジットカード、インターネットバンキング、ペイジーなどから選択して納付することができるようになりました。
■滞納しないために税金について知ろう!
▽課税されるタイミングに注意
市県民税は前年度の収入に対して翌年度に課税されます。前年度に大きな収入があった人や退職などで給料天引きができなくなった人は注意が必要です。しっかりと確認しておきましょう。
▽国民健康保険の手続き漏れに注意
健康保険の切り替え時に手続きを忘れることで国保税と社会保険料等とを二重に負担しているケースや所得のない人が申告をしないことで過大に納めているケースがありますので、必ず手続きを行いましょう。
▽課税される基準日に注意
固定資産税は1月1日時点、自動車税は4月1日時点の所有者に1年分の税金が課税されます。税負担が家計に対して過大となっている場合は、手放すことも考えましょう(届け出が必要です)。
■滞納すると…延滞金が発生します
税金を納期限までに納めなかった場合は、本税のほかに延滞金が発生します。延滞金の割合は、銀行などの預金金利よりはるかに高い率です。令和5年中では最大で年8.7%の延滞金が発生します。納期限までに納付しましょう。
■納税に困ったら、相談をしましょう
納税はあらゆる債権よりも優先されます。住宅ローンなどの支払いがあることを理由に滞納したり支払いを後回しにすることは認められません。また、一度滞納してしまうと滞納額が積み重なり、さらに延滞金が加算され、気づいたときには手がつけられないような事態にもなりかねません。滞納の連鎖に陥らないようにするためにも、納税に困ったら一刻も早く市に相談してください。
■今月の市税などの納期限は11月30日(木)
・国民健康保険税 第5期
・介護保険料 第5期
・後期高齢者医療保険料 第5期
問合せ:収税課
【電話】401-4104
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