今月のテーマ:生活習慣病を予防しよう
保健師:田中 葉子
生活習慣病は、食事や運動、飲酒など生活習慣の改善により予防できる病気です。
代表的な病気は、高血圧症、脂質異常症(高コレステロール血症、高脂血症)、糖尿病で、他にも脳血管疾患(脳梗塞・脳出血等)、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)、高尿酸血症(痛風)などがあります。
●町の生活習慣病の実態
国保データ管理システムの令和5年12月のデータより主な生活習慣病の疾患別・年代別性別の割合は各グラフのとおりです。
疾患別では、高血圧症はどの年代でも一番高く、次に脂質異常症、糖尿病と続きます。
男女別では、特に高尿酸血症は全年代で男性の方が高く、糖尿病では40代以上で男性の方が高くなっています。脂質異常症では60代から80代の年代で女性の方が高くなっています。
■予防は「一無(いちむ)・二少(にしょう)・三多(さんた)」
「一無・二少・三多」とは、日常的に、心がけたい生活習慣として、日本生活習慣病予防協会が定めた健康標語です。
4月から新年度が始まります。1年健康で過ごすために「一無・二少・三多」を心がけて、生活習慣を見直しましょう。
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